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必要最小限で経済的に豊かに暮らせる家

2020.10.31

数年前からご提案している「必要最小限で経済的に豊かに暮らせる家」について

 

社内では家の大きさが30坪のことから「30T」と呼んでいます。

 

毎年毎年、建築費用が高騰しており、昨年と比較しても数パーセント高騰している状況です。

そこで2020年バージョンで金額を再計算してみました。

2016年の計画当初と比較すると消費税の2%UPも含め約10%金額が上がっている事が分かりました。

原因は建築材料、輸送のコストアップが大きな要因ですが、コロナウィルスの影響も少なくありません。

しかし、企画型の建物の為、1から造る注文住宅と比較すれば、かなりリーズナブルとなります。

 

30Tは基本的な間取りは決められておりますが、どんな道路付けであっても柔軟に対応できる間取りとなっております。

【1F 玄関ホール+LDK20帖+洗面脱衣室3帖+UB+WC+各所収納(パントリー、階段下収納、シューズクローク等)】

【2F ホールの南に4.5帖の吹き抜け、寝室6帖+WIC3帖+洋室6帖×2部屋(クローゼット付)】

また、仕様も基本ベースの設定はありますが、お客様のご要望によって変更も可能です。

必要最小限と言っても、狭さは全く感じない開放的なプランです!

 

もちろんパッシブデザインを取り入れており、冬場の太陽の光を目一杯取り込めるプランになっています。

屋根の形状は自由に選べて太陽光発電システムを導入する場合はMAXで10kw程度を搭載する事が可能です。

(基礎、断熱材、サッシ、換気等の住み心地に関わる部分はすべて当社の造る家と同じ仕様です。)

 

 

大きな家は確かに憧れますが、建築費はもとよりランニングコストもたくさん掛かるのは言うまでもありません。

車もダウンサイジングの時代です。家も賢く建てて経済的に豊かに暮せる家はこれからのスタンダードになるのではないでしょうか。

ご興味のある方はお問合せ下さい。

tanaka

 

 

CASA岩押町完成!

2020.10.30

戸建て賃貸住宅のCASA岩押町が完成しました!

 

外構の駐車場もキレイに土間コンしてあり、スッキリとした外観。

内装はホワイト系でまとめて、アクセントクロスに遊び心を取り入れました。

 

とにかく収納スペースが多いので多趣味な方やお子様のいらっしゃる方には重宝すること間違いナシです!

 

玄関ドア入って左手が玄関収納です。棚2か所付き!

玄関収納は壁で仕切らず、上部がオープンになっているので圧迫感が少ないです。

写真手前クローゼット内部はコートなどをかけられるパイプ付き!

その他、階段下収納や小屋裏収納、キッチンにはパントリーも完備です!

 

狭小地でお隣さんと近いので、LDKは日当たりを確保するために2階にあります。

朝9:00時点でかなりの日差しが入っていますね。

照明付きシーリングファンに、勾配天井、キッチン前壁部分とレンジフート下は本物のタイル貼りです。

カップボードも上下にありますので、お皿などの収納スペースは十分に確保できます。

洗面脱衣室、お風呂、トイレの水回りも2階にあるので動線もスムーズです。

 

何度も言いますが、こちら賃貸住宅です。

ありがたい事に、CASAシリーズは早くに契約者様が決まります。

気になる方はお早目に当社または、高崎市不動産屋さんの三方舎までご連絡をお願いいたします。

 

 

E.Hayashi

 

台風の影響

2020.10.29

9月、10月は台風の影響により、大雨が長い時間降り、日照時間が少ない期間が続きました。

 

現在着工中のお客様のお宅に関しても、雨の影響で外部工事(左官、サイディング)に遅れが出ております。

 

また、10月上旬上棟予定でしたお客様のお宅にも台風の影響が出てしまいました。

 

建て方時の雨や強風での作業をすることは可能ですが、安全作業が出来ない為延期をさせて頂きました。

 

材料が雨に濡れる事や雨や強風によるスリップや転落事故になる事をお客様、私たちも望んでいません。

 

建築業はヒューマンエラー=大事故に繋がります。

「お客様は早く住みたい」「工務店は早くお引渡ししたい」という考えではなく、

これから長く住まわれる事を考えますと、お引渡し優先の工期より「良質な家を造る」ことがベストだと考えております。

デジタル化できない仕事

2020.10.28

そろそろ忘年会シーズンですが、今年は集まらない会社が多いでしょうか。

去年は協力業者さんと都内の屋形船で忘年会をしました。

そんな時でないとゆっくり話ができないので、年に一度の機会がなくなるのは寂しいなぁと思っています。

 

年末に限らずいつも忙しい私達の会社ですが、社員と話をするのも大変です。

 

あっ!帰ってきた。あの事を聞こう。

あー。電話してる。

あー。計算してる。

あー。メールしてる。

(ちょっと待つ)

あれ?もういない。

 

こんなことは毎日です。

私の予定もパンパンなので、迷惑だと思いながらもメールをしている時くらいに声をかけて、手を止めてもらうしかありません。

 

 

朝が早い社員とは社内でほとんど会うことはなく、点検のお客様の家で会うくらいです。

お客様のお宅には、現地集合・現地解散なのでなかなか話す機会もありません。

 

先日浅野に、栗原さんもイライラすることあるんですね~と言われました。

前の職場でも、キーッてなる事ないんですか?とよく言われました。

 

もちろんあります。人間だもの。

浅野はニコニコしながら私のイライラを聞いてくれたので、何にイライラしていたか忘れることにしました。

 

効率よく仕事をしたいと常日ごろ思っていて、そうでないとこなしきれないほどの仕事があります。

その中でも、人と会って話をするというのはとても時間がかかります。

しかし、それはとても勉強になり、何度も会って話をする事以外に信頼関係を築く方法はないと感じています。

デジタル化できない仕事です。

 

お客様に来てくれて良かった、いろいろ相談できて良かったと思われる仕事が出来たら幸せです。

 

kuribara

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お引渡し前の社内検査

2020.10.27

 

5月上旬に着工した八幡原町の現場です。

ほぼ全ての工程が完了となり、各職人さん達の自主検査や現場担当者の検査が終わり お引渡し前の社内検査を行いました。

 

 

当社では、全ての工程が完了した後、お引き渡しの前に厳しい検査が待っています。
役所での法定検査の他に、各職人さんによる自主検査、そして現場担当者による最終チェックはプロのクリーニング後に、取付け忘れている器具はないか、傷がないかを全て確認し、床や棚をきれいに拭いて、細部までチェックして万全にお引渡しできるようにしています。

 

 

傷のチェックはサッシ、床、建具等あらゆる部材を拭きあげながら、細かくチェックしていきます。

この作業はとても根気のいる作業で、床は這いつくばるように拭き、光があたると分かる拭きムラや足跡を全て消します。

この最終チェック後には社長による現場チェックが行われ、さらに細かい所まで手直しをしてからお引渡しとなります。

 

 

物置の解体、敷地の分筆からの時間をかけた工事でした。

コロナの影響でお打合せや設備器具の調達に不安な部分があったり、雨で上棟が2回延期になってお客様へもご心配をお掛けしましたが、ご協力くださったお客様、丁寧に仕上げてくださった協力業者さんのお陰で立派に仕上がりました。

 

 

いよいよ今月末にお引渡しとなります!

 

 

Hoshino

 

フローリング選び

2020.10.26

内装の仕様決めはまず、フローリング選びから始めます。

材質を何にするか、色をどうするか、金額はどのくらい違うのかをご説明し、決めていきます。
特に小さいお子様がいらっしゃる方は、メンテナンスの事を考えると材質を悩みますよね。

 

まず材質は合板・無垢・複層どれにするか選びます。

 

合板のいい所は価格が安い点と、メンテナンスが不要なところです。

また、収縮がない為、床鳴りがしません。

デメリットは傷がつくと、補修が難しいです。

 

無垢のいい所は木の質感がそのまま出るので、高級感があります。

素足で歩いてもヒンヤリしないので、床下エアコンを稼働すると暖かさが伝わり、冬でも素足で快適に過ごせます。

また、多少の傷であればペーパーで削って補修ができます。

デメリットは無垢なので木の収縮があり、樹種によっては反りや狂いがあります。

そして金額が合板フローリングよりも高いです。

 

無垢と合板のいい所を兼ね合わせたフローリングが複層フローリングです。

表面が無垢の板なので、木の質感がでて、ペーパーで削って補修ができます。

内部は合板なので、木の収縮がありません。

複層フローリングのお値段は本来であればとても高いですが、当社ではブラックチェリーの床板を独自のルートで入手しているので、無垢のフローリングよりもお安く提供できます。

 

私も自宅で無垢を採用しようと思いましたが、コスト面とメンテナンスを考えて合板フローリングにしました。
合板フローリングは傷に強いと言われていますが、子供が頻繁におもちゃを床に落とすので、その度に細かい傷がついてしまいます。
その細かい傷を直そうとするとタッチペンだらけになってしまうので、そのままにしています。
そうなると無垢の方がサンドペーパーでこすって補修できるので、無垢の方もよかったのかな~と思っています。

 

 

こちらはチークのフローリングです。

樹種によってフローリングの色もたくさんあります。

フローリングは内装決めで重要なポイントになるので、仕様決めではお客様のライフスタイルや好みの色をヒアリングして慎重にご提案しています。

Arai

 

 

点と点が線になる

2020.10.24

先日、OBのお客様のご紹介で初めて来社されたお客様とお会いした際の事です。

ここ数年の間に住宅を建てたいと考えていて、工務店を数社まわっているとおっしゃっていました。

お話を聞いていく中で、奥様のお仕事についてお伺いした時に(あれ、確かOGのお客様がそこで働いていたなー)と思い、だれだれ様をご存じですか?とお聞きすると

「はい!知ってますよ。今、同じ部署です。もしかしてだれだれさんもオカケンさんで建てたのでしょうか?」

「そうですよ。昨年お引き渡しさせて頂きました」

ご主人の仕事についてお話をしていると、(確かその仕事場のすぐ近くで同業のお客様が家を建てたな)と思い、だれだれ様をご存じですか?とお聞きすると

「はい!知ってますよ。仕事場から見える所に家が建ってますよね」との事でした。

お引き渡ししたお客様にしっかりとアフターフォローをしている事で、このようなお話も出来るのだと思います。

もし仮に住み心地が悪くアフターフォローもしていなければ、だれだれ様をご存じですか?なんてこちらから言えないと思います。

 

そして、「私たちが色々と説明するよりも、実際に建てた方にお話しを聞いてみて下さい」とお伝えさせて頂きました。

ご紹介してくださったOBのお客様はもとより、誰に聞いても「オカケンは良いよ!」と聞けば信頼感が増すと思います。

 

毎年、着工棟数を限定し目の行き届く範囲内で家を建てておりますが、20年続けていると沢山のお客様がいたる所にいらっしゃいます。

今まではポツリポツリだったかもしれませんが、だんだんと点と点が線になってきている様に感じます。

そうして線が増えていけば、そのうち大きな面となって誰に聞いても「オカケンは良いよ!」と言って頂ければそんなに素晴らしい事はありません。

 

tanaka

 

電気図面

2020.10.23

当社ではお打ち合わせの中で「電灯コンセント図」という図面をお渡しします。

 

この図面には照明の種類や位置、スイッチの位置、コンセントの位置etc、

お客様の生活に関わる電気関係の事が記載されています。

 

※↓来月オープンハウス予定の1階電灯コンセント図(一部)です。

 

まず最初の段階では、使いやすいであろうと思う場所へ照明、スイッチ、コンセントなどを配置します。

 

照明の位置やキッチン周りのコンセントの位置はほぼ決まってくるのですが、いつも頭を悩ませるのが各部屋のコンセントの位置です。

どの位置へベッドや勉強机を配置するのかによって違いが出てきます。

 

図面は一旦、こちらで提出させていただき、これを元に上棟後、現地にて家事動線での使い勝手などを確認していただきます。

その中でここにも「インテリア照明を追加」や「スイッチの位置を移動」など色々なご意見を頂戴します。

 

ここからは個人的な意見ですが、最近はLAN配線が子供部屋にもあった方がいいのではないか?とも思えます。

子供が小さいうちは全く必要性を感じないですが、生活パターンの変化に伴い、あればよかったと思う時が来るかもしれません。

 

実際に息子から、コロナ禍によってオンライン授業になり2階の部屋ではWi-Fiの電波が弱くて途切れたり、フリーズしたりするそうで、パソコンを有線で繋ぎたいと言われました。

が、工事費用がネックで我慢してもらっています…。

 

きっとこれからは今以上にネット環境が重要な時代になってくるのかもしれません。

どこまで見越して何を設置したらよいのか、ベストな答えを見つけるのは容易ではありません。

 

コンセントの位置、スイッチの位置、細かい事と思わずに遠慮なくお申し付けくださいませ。

 

 

E.Hayashi

アクセント壁

2020.10.22

現在着工中の現場です。

 

リビングのテレビ背面にアクセントで木材を使ってアクセント壁(デザイン壁)にしました。

フローリング材やカウンターなどの加工材での余った材木(チーク、オーク、ウォールナット、ドゥーシー、ホワイトアッシュなど)を再利用しランダムに施工しています。

 

空間の雰囲気が変わり印象付ける「見せる壁」をポイント使いすることで良いインテリアになります。

 

①クロス ②塗り壁 ③木材 ④タイルや石材などがあると思います。

 

①クロス・・・一面だけアクセントとして、色や素材を変える事が可能です。

比較的リーズナブルでデザインも豊富にあり、リノベーション等でイメージを一新する張替えも可能です。(寝室は落ち着いた雰囲気やトイレはアクセントでおしゃれに可愛らしくする事も可能です)

②塗り壁・・・珪藻土が代表的で使用されています。調湿性が優れている建材ですが、汚れが付きやすく落としにく点があります。

塗り方で表情が豊かになったり、質感を楽しむことが出来ます。

冬は過乾燥になるデメリットがあり、価格が高いのも特徴です。

 

③木材・・・当社で多くのアクセントに採用しています。フローリングの他にも米杉のパネリングの余り材を再利用し、ランダムに張ることで同じものが無いオリジナリティがあります。

採用する材料によって価格は変わりますが、費用も抑えられるのが特長です。

④タイルや石材・・・エコカラットという調湿が出来る仕上げ材で、空気中に漂う有害物質などを吸着、低減し、臭いを脱臭、軽減する事が出来ます。(トイレ、ペット空間、寝室など)

リノベーションでクロスを剥がし、エコカラットを張ることも可能です。

本物の石材を使用する方法もあります。石の重厚感や高級感があり、照明を当てることで陰影が生まれます。

アクセント壁は、インテリアの照明や色合い、フローリング、家具なども全て重要になってきます。

 

 

ご不明点やご要望などございましたら、担当者へご相談ください。

オリジナリティがあり、オンリーワンな空間になるようにアドバイスさせて頂きたいと思います

何年経っても褒めてもらえる仕事

2020.10.21

年末点検真っただ中、日々ものすごいスピードで過ぎていくので、このままあっという間に年を越してしまいそうです。

 

先週点検で伺ったお客様に、こんな話が聞けました。

シロアリを見かけたので、無料のシロアリ点検をお願いしてみたんだよ。

床下に潜った業者の担当者が、こんな床下見たことがないと、しきりに感心していて。

どこの建築会社で建てたのか聞かれたよ、と。

 

そこのお宅は築17年経っていました。

シロアリはご主人が自分で庭に作った物置に発生していたようで、住宅へは全く影響がなかったようです。

 

その結果を聞き安心して、やっぱり岡建で建てて良かったとおっしゃっていただきました。

オークの床をビンテージ風に塗装仕上げをしていて、こんなセンスのいい床ないでしょう?と17年経った今も気に入っていただいていました。

何度も図面を書き換えてもらって・・・キッチンからつながるワークスペースを作ってもらい、ほぼそこで過ごしているというほどお気に入りの場所だと教えていただきました。

 

 

建築中も、とにかく丁寧にこだわって造ってくれて、断熱材も隙間なく詰めてくれたと。

その当時は、会長が設計し、親方(会長と社長のお父さん)が棟梁で社長が大工をしていました。

お客様のお宅に伺い、満足していただいているお話を聞けるのはとても嬉しいです。

そんなに褒めていただいて、私が一人で聞いていてよいのだろうか?と思ってしまいます。

 

適当な仕事は何年経っても適当な仕上がりで、心を込めた仕事はいつまでも作り手の思いが残るのだと感じました。

 

良い家に住みたいというお客様の夢を実現させるため、岡建を選んでよかったね!と言われる仕事をしてきたいと思います。

 

 

kuribara

 

 

 

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