自然災害のリスク
2021.07.7
先日熱海市で発生したの土石流ですが、原因は宅地造成のための盛土か?とも言われています。
原因はなんであれ行方不明者の安否が気がかりです。
数年前の宅地建物取引業法の改正により、不動産取引の際に行う重要事項説明において、法で定められたハザードマップを提示し、自然災害へのリスクに関する情報を伝えることが義務付けられました。
私も不動産会社在籍時は、売買対象地のハザードマップを作成し説明していました。
土地の契約時に説明されてから、水害や土砂崩れの恐れがあることを知ったのでは遅すぎるので、どのあたりの土地を買おうか?というエリア決めの時点で確認し把握する必要があります。
ハザードマップはインターネットで簡単に見ることができます。
下記リンク先は国土交通省が管理している、重ねるハザードマップというもので、各関係機関が作成した防災情報をまとめて見られるようになっています。
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私達の会社の場所 <高崎市西島町415-2> を検索してみると
青い旗が立っている辺りが会社です。
東と西に川がありますが、会社の場所は【洪水】【土砂災害】の防災マップを重ねてみてもどちらにも当てはまっていないのがわかります。
そしてこれは地形分類図と言うものです。
*地形分類図の見方は下記を参照下さい
http://www.ajg.or.jp/disaster/files/202009_LCMap-2_r3.pdf
土地が低いところは青や緑色、高いところは茶色やオレンジ色に塗られているそうです。
これを見ても会社の場所は低くない台地であることがわかります。
普段生活していると、この辺りは土地が低いなぁと感じることはあまりなく、よくわからない感覚です。
しかし、この情報を頭に入れておくと大雨で運転していて道路が冠水しそうな時の運転ルート選びなど、万が一の時に役立ちそうです。
これから土地を購入される方だけでなく、ご自身の住まいやご実家など調べてみて下さい。
災害は忘れた時にやってきます。
と言いながら、私はミネラルウォーターの在庫を切らし、保存食を食べられまくってしまっています・・・
kuribara