営業電話
2022.03.9
会社で仕事をしていると、1日に7～8本の営業電話がかかってきます。
3本に1本は営業電話というくらい多い数です。
そんな営業電話ですが、先日たまたま私が取った電話がこんな内容でした。
○○会社の△△と申します
注文住宅のランキングサイトで御社をエリア1位として掲載したいのですが
と、いきなり訳の分からないことを電話口で言いだしました。
普通なら、担当者がいないとか、間に合ってますで電話を終わらせるのでしようが、
（会社のこと何も知らないくせに何言ってるの!!という思いを込めて）
なぜ、うちの会社が1位なのですが？
と聞いてみました。
それは後ほどご説明させていただきますが・・・
そこに掲載すると反響数が伸びて成約に繋がって・・・
というようなことをここぞとばかりに話し始め、営業をかけてきました。
きっと、マニュアルがあるのでしょう。
営業電話を取ると、必ず後ろで別の人が同じようなことを話している声が聞こえます。
いわゆる、ローラー作戦のアポ電です。
数人で片っ端から営業電話をかけているのです。
その人が私達の会社を深く知り、どうしてもサイトに掲載させて欲しいという事ではなく、広告するのでお金を下さいという話です。
少し相手をしてしまいましたが、充分反響があるので間に合っていますとお断りして電話を切りました。
〖高崎市工務店ランキング〗
とインターネット検索すると出てくる情報は、こうやって簡単に操れるという事です。
もちろん全てのランキングがそうとは限りませんが・・・
ランキング順位がお金でやり取りされているなんて、とても怖い現象ですね。
なにも知らないお客様は、ランキング上位だからとその会社に行き、感じの良い営業マンの話を聞いて契約をしてしまうかもしれません。
私が我慢できずに営業電話を切ってしまったので、いくら払えばランキング1位になれるのか？はわかりませんが、私の後に全く同じ内容で別の会社に電話をかけているのは間違いありません。
どんなランキングサイトに掲載されるか聞いておけば、お金を払って1位になった会社がわかったのに・・・と少しだけ後悔しました。
kuribara