Staff Blog

本当にそこに建てるの?

2022.04.29

先日、私の親戚が家を建てる事にしたと連絡がありました。

 

土地も探していたそうですが、思ったいた以上に高かったらしく、あきらめて私の実家の敷地内に建てる計画だそうです。

家は某有名ハウスメーカーに依頼するようですが、注文住宅ではなくいく、つかの決まったプランの中から選ぶ低コストな家で35坪程度で総額3,500~3,700万円との事でした。

 

先日、会ってプランを見せてもらいましたが、実家の土地は東西北は家が建っており南側の隣地は2.5M程上がった崖になっているので東西南北が高い壁に囲まれているような状況です。

実家には太陽光発電も載っていて、そこに家を建てると日陰になる時間帯が出てきます。そうすると当然売電金額が下がり、月々の収益が減ります。

決まっている家のプランの為、周辺の状況に応じて細かく間取りや窓の配置など変更が出来ない様で新築の家の室内はかなり暗くなってしまいます。

しかもギリギリの敷地に家を建てるので実家も当然、室内は暗くなってしまします。

万が一支払いが出来なくなった時の為に分筆をして家を建てるそうですが、敷地内に建っている家が売りに出て他人が住むようになったら私の母親はどう感じるのでしょうか。

 

などなど問題は山積みですが、ハウスメーカーの営業担当は問題ないと感じている様です。

何が問題が無いのかというと、法律的に家を建てる事が出来る場所でお客様が納得しているので問題がないという判断なのだと思います。

また、自分の成績を考えればそこに建ててもらった方が良いという判断なのかもしれません。

ハッキリ言って建てた後のことなど関係がないのだと感じます。。。

 

何故、そこのメーカーが良いの?と聞くと、そのメーカーの話だけ聞いて軽量鉄骨が絶対に良いと思い込んでおり、洗脳に近い状況の様に感じました。

 

私は彼に、もし自分が担当者ならまず勧めない土地だし、誰も得をしない計画だと思うよと伝え、他で1,000万円くらいの土地を購入して2,500万円で家を建てるれば合計3500万円なので、そうした方が良いのでは?とも提案しましたが、本人の意思は強い様に感じます。

 

 

当社では家を建てれば一生のお付き合いになると考えているので、その場しのぎのご提案は絶対に致しません。

 

 

「よくまーそんな提案をするなー」と感じ、建築業界の裏側を垣間見た様な気持ちになった出来事でした。

本当にそこに建てるのかなーと凄く不安です。

tanaka

渋川市の現場社内検査

2022.04.28

昨年11月末に着工し、年始に上棟した渋川市の現場はもうすぐお引渡しとなります。

 

約11年前に建築されたOBのお客様のご紹介で、当社に指名して頂き建築する運びとなりました。

 

住み心地と性能はとても熟知されているお客様です。

 

役所の検査の他に、各協力業者さん達の自主検査、手直し、私のチェック(住設器具の試運転、各部屋の風量検査と調整など)、手直し、上司の田中さんの検査、社長による社内検査も終わりました。

全ての工程が完了となりました。

 

田中検査、社内検査では、色の濃さの調整やカップボード壁をアクセントで塗り壁にしたため、照明を交換し、塗り壁を照らし陰影が出た方が良いとアドバイスがありました。

その他に、価格面や内装のポイント、カーテンの素材や材料の使い方、全体の雰囲気も合わせて意見交換を行いました。

 

内装の様子を一部ご紹介したいと思います。

 

 

床は当社お勧めの朝日ウッドテック社製のライブナチュラルプレミアムのブラックチェリーをチョイスしました。

表面が無垢材の挽板となっており、基材が合板のため、木の収縮や反り、変形に強い商品です。

 

高級家具にも使用されるブラックチェリー材で経年変化で飴色のフローリングに色味が増すのが特長です。

経年変化後の色味を想定し、カウンターは現在のフローリングより少し濃いめにて塗装を行いました。

 

折り上げ天井には、梁と濃いめの米杉、ハモサ製のバーシーリングファンを採用しました。

 

折り上げ天井にすることで、開放的な空間になり、化粧梁と米杉でオンリーワンな空間になりました。

 

GW前にお引渡しとなります。

 

asano

 

榛名と言えば

2022.04.27

お客様の土地探しをお手伝いしていますが、土地が決まるととても嬉しいです。

 

少し前から来ていただいているお客さまが、親戚が所有している土地を農振除外して家を建てようと計画していました。

しかし除外申請は下りず、土地探しからスタートすることになりました。

 

榛名のこのエリアで建てたい、というご希望がありましたので、榛名と言えば・・・あっ!

と、以前一緒に仕事をした事のある担当者を思い出し、お客様との接客中にその方に電話かけてみました。

するとこれから時間が取れるというので、お客様に私達との打ち合わせが終わってからその担当者がいる不動産会社へ行っていただきました。

 

その担当者と最後に仕事をしたのは5年ほど前ですが、経験や知識が豊富で仕事が丁寧だったのをよく覚えていました。

信頼できる人だとわかっていたので、安心してお客様をご紹介させていただきました。

 

土地を買う時に、買主側の不動産担当者が大事なのは想像が付くと思いますが、実は売主側の不動産会社の担当者がどんな人か?というのもとっても重要です。

※不動産の仲介の仕組みは過去Blogをご覧ください

 

どんなにいい土地であっても担当者の力量によっては調査や下調べが甘く、トラブル続きになってしまう事が多々あるのです。

 

 

今回は、ご紹介させていただいた不動産会社から、まだ表に出る前の物件を紹介していただきました。

お客様もその土地を気に入っていただき、話が進んでいます。

 

お客様へ紹介させていただいた担当者は、

 

他のお客さんには一切出してないから安心してください!

 

と言ってくださり、お客様と担当者双方にとって、とても良かったと感じています。

 

一度仕事をして、それっきりになる人は沢山いますが、気づくとずっと繋がっている人もいます。

 

日々丁寧な仕事を心がけて、仕事のできる担当者と繋がっていきたいと思います。

 

 

kuribara

 

 

 

 

 

 

CASA上中居町完成しました

2022.04.26

当社で施工する戸建賃貸住宅CASAシリーズ、15棟目が完成しました。

 

 

ウッドショックの中での木材確保、材料の供給不足もありましたが 予定通り完成することが出来て、協力業者さんにも感謝しています!

 

 

CASAシリーズは、戸建賃貸住宅でありながら当社で造る住宅と同じ性能を持っています。

住み心地が抜群なのはもちろん、省エネ性にも優れている住宅なので毎月のランニングコストも抑えられる賃貸住宅です。

床面積はコンパクトですが、玄関収納、キッチン収納、寝室と洋室はウォークインクローゼット付きで収納の充実と水廻りをまとめた家事のしやすい動線を取り入れた家事ラクプラン。

敷地面積39坪という狭小地ですが、リビング、ダイニング、キッチンは日当たりの良い2階に配置して すべて南に面しています。

 

↑ キッチンの手元やレンジフード下はタイル貼りでお手入れもラクラクです。IHヒーター、レンジフード、カップボードも設置済みです。

 

↑ リビング、ダイニング、キッチンからそのままアクセスできる洗面脱衣室。洗面化粧台にはTOTO オクターブを採用しています。広々と使用出来て収納もたっぷりです。

ここで、室内干しも出来ます。

 

↑  リビング、ダイニング、キッチンは合わせて16帖です。内装は造り込まずにシンプルにしておくことで、カーテンやお手持ちの家具、お気に入りの雑貨がプラスされてお好きなイメージに合うインテリアにできます。

 

↑ 寝室は落ち着いた内装です。ウォークインクローゼット付きで収納力もたっぷりあります。

 

↑ 洋室です。こちらもウォークインクローゼット付きです。グレーのクロスをアクセントに貼りました。

 

 

場所は高崎市上中居町。

近隣に学校・駅・スーパーなどの住環境が整っている人気エリアです。

快適な暮らしが出来る一戸建て賃貸住宅。

只今、入居者募集中です。

CASA賃貸住宅について詳しくはこちらをご覧ください。→CASA賃貸住宅

 

 

 

Hoshino

お引渡しです!

2022.04.25

先日高崎市でお引渡しがありました。

今回の建築地は近所で最近オカケンの家が何件か建築中だったり、これから着工する現場がある場所でした。

お家のテーマはお客様がとても内装を気に入っているCAFEをイメージしながら、仕様決めをさせていただきましたので、いくつかご紹介させていただきます。

 

まずはキッチンです↓

 

キッチンはLIXILのリシェルです。

アイランド型のキッチンでセラミックカウンターやハイブリットシンクを採用し、色をグレーで統一したので家具のようです。

家族みんなで楽しく料理ができるようにという奥様のご希望で回遊できるよう広々とスペースをとりました。

お写真の両サイドに写っている黒い建具は造作の建具です。

奥様のイメージにあう建具を既製品で探しましたが、なかなかぴったり合うサイズや色味がなく、造作でしたら自分の好きな色やサイズでオーダーできるので、造作で作りました。

 

こちらはリビングです↓

テレビ背面の壁にはKMEWのSOLIDOcoffeeを施工しました。

当社では初めて採用した素材ですが、内装だけではなく外壁にも使える素材です。

床はオークを採用したのですが、オークというと以前はナチュラルに仕上がるイメージでした。

SOLIDOを貼ったことにより、空間の雰囲気が一気に変わりスタイリッシュな空間になります。

 

最後のご紹介はこちら↓

玄関の壁にお客様支給品のクロスを施工しました。

この場所には石やタイルを張るか考えていましたが、お客様からこのクロスはどうですか?とご提案があり、施工させていただく事になりました。

クロスが絵画のように見えるよう四方に額縁を回し、石やタイルよりもインパクトがある仕上がりになりました。

 

外観はオカケン定番の事務所と同じスタイルですが、玄関に入るとオカケンのようでオカケンでは今まで見たことのない素敵なお家に仕上がりました。

他にも見所がたくさんありますので、また近日中にアップさせていただきます。

 

お打ち合わせではいつもご夫婦二人で相談しイメージをしっかり描いてきてくださったので、とてもスムーズに進みました。

また初めて採用させていただくアイテムもあり、とても勉強になりました!

現場が始まってからは毎日協力業者さんへたくさんのお気遣いをしていただき、ありがとうございました。

これからが長いお付き合いとなりますので、これからも末永くよろしくおねがいいたします。

Arai

 

 

 

 

 

 

太陽光発電のお話

2022.04.22

前回の電気代が高騰しているお話の中で対策として太陽光を設置していないお宅は少量でも設置する事で電気代を抑えられるとお話をさせて頂きました。

今回はどのくらい載せるとどの程度の恩恵があるのかを詳しくお話してみます。

 

下記シュミレーションについて

・2022年度売電単価 1kwh=17円

・自家消費の買電金額 1kwh=26円

・仮に半分自家消費して半分を売電した場合で計算します。

・パネルはカナディアンソーラー製

・設置価格は2022年4月現在とします。

・既存宅への設置工事の場合は別途費用が掛かります。

 

①3.0kwh(375W×8枚)年間の発電量3,808kwh

1904kwh×17円=32,368円/年

1904kwh×26円=49,504円/年

合計81,872円/年÷12ヶ月=6,822円/月

設置費用(新築時)約100万円(税込)

12.2年でペイ

※10年以降の売電単価は不確定です。

 

②4.5kwh(375W×12枚)年間の発電量5,712kwh

2,856kwh×17円=48,552円/年

2,856kwh×26円=74,256円/年

合計122,808円/年÷12ヶ月=10,234円/月

設置費用(新築時)約115万円(税込)

9.3年でペイ

 

③5.6kwh(375W×15枚)年間の発電量7,141kwh

3,570kwh×17円=60,690円/年

3,570kwh×26円=92,820円/年

合計153,510円/年÷12ヶ月=12,792円/月

設置費用(新築時)約130万円(税込)

8.4年でペイ

 

※屋根の勾配により発電量が若干異なりますが、上記の発電量は4寸勾配時の数値となってます。

※屋根の向き、大きさ、形状により載せられるパネル枚数(容量)に制限が出ます。

※設置費用は目安と考えてください

 

故障の心配をなさる方もいらっしゃいますが、太陽光は保証がしっかりとしていてパネル25年 機器15年がついています。

また自然災害による故障については自然災害保証が10年ついてきますので安心です。

 

ペイした後はずっとプラスになりますのでとてもお得な設備投資といえるのではないでしょうか。

今後の電気代高騰対策に是非ご検討をしてみて下さい。

 

tanaka

オープンハウスのお宅

2022.04.21

6月中旬からオープンハウスを予定している現場です。

 

外部は足場が外れ、大屋根の外観が見えてきました。

長い庇(下屋)は明り取りガラスを設け、冬は日差しを目一杯取り込み、夏は日差しをシャットアウトし、パッシブデザインを取り入れています。

太陽光は3.8KW搭載し、日中は電気を自家消費するお宅です。

内部は、大工工事が終わり建具工事、塗装工事、内装工事と進んでいきます。

北側に階段、キッチンを配置し、開放感のある吹き抜けとなっています。

北側は暗くなってしまうため、明るさを確保するために、トップライトを設置しました。

開放感のあるキッチンと階段室、2階ホールとなっており、手摺は壁ではなく、ルーバー手摺でさらに、高さと横の空間がより広がりを演出するスペースとなってきています。

キッチンからリビングダイニングを見渡し、二階の家族を感じることが出来ます。

ファミリークローゼットと二階二部屋+書斎+小屋裏収納も実邸サイズが感じられます。

お客様のご厚意によりオープンハウス開催です。

 

随時アップしていきますので、詳細はご確認下さい。

 

asano

もしも法律を1つ変えられるなら

2022.04.20

今日のタイトルですが、この春小学校を卒業した次男の卒業アルバムに書いてあった質問です。

 

子供達にアンケートを取り、それぞれが様々な答えを書いている中、我が次男の答えは

 

❝毎週水曜日を休みにする❞

 

というものでした。

誰とも被らないその大人っぽい答えを見て、思わずうーん・・・と唸ってしまいました。

 

と言うのも、昨今一部企業の週休3日制が導入されているのを知り、私自身もその事にとても関心があったからです。

 

水曜日を休みにしたいと書いた彼は、学校と習い事で疲れたら、週の真ん中の水曜日にゆっくり休みたいというのです。

その方が、パフォーマンスが上がるから、学校を休ませてくれとせがまれる事もしばしば。

使いすぎた筋肉を休めながら軽く自主トレをしたいし、YouTubeを見てリフレッシュしたいのだと。

あなたは一流アスリートなのですか?と言いたくなります・・・

 

 

思い起こせば、私が中学生くらいの時に週休2日制が導入されました。

それよりも30年も早く制度を導入したのが、松下電器の創業者である松下幸之助さんであるのは有名な話ですよね。

 

今まで週6日でやっていたことを、週5日ではできない

 

と労働組合からの反対があったのを『1日休養・1日教養』という指針で単に休みを2日増やすのではないという事を伝え押し切ったそうです。

 

そして今パナソニックさんは、週休3日制の導入を始めるそうですね。

増やした分の休日を副業や自己学習・地域ボランティアに充てることを想定しているそうです。

『1日休養・1日教養・1日副業』と言ったところでしょうか。

グッと人生が楽しくなるような気がします。

休みを使いどんどん資格を取ろうという意識の高い人や、副業と両立させられる優秀な人材が集まってきそうです。

 

土曜日が休みになるの!?

と衝撃を受けたあの日から30年が経ち、水曜日も休みなの!?という時代が来るのでしょうか?

 

いづれにしてもこれからの時代は、限られた時間で業務を効率的に進めるという事が今まで以上に重要であるというのは間違いありません。

 

来ていただいたお客様に手の届く金額で上質な家を提供できるよう、何か無駄はないか?常に考えながら仕事をしていきたいと思います。

 

 

kuribara

井出町で上棟しました

2022.04.19

井出町で上棟しました。

雨予報で1日上棟日がずれましたが、無事に上棟することができました!

 

 

上棟の日は1日で屋根まで施工する為、時間との勝負です。

レッカーの音と、柱と梁を組む時の音が響き渡る中、大工さん達の素晴らしいチームワークにより、棟が上がり 夕方には屋根の野地板とルーフィングまで仕上がりました。

翌日には塗装屋さんが外部の太柱の塗装をしてくださり、これで雨の心配もなくなります。

 

基礎だけ見ると小さく感じてしまいがちですが、柱が立ち建物が立体となるとサイズ感がつかめて、さらに屋根が仕上がって大迫力です。

広いリビングは勾配天井で吹抜けの大空間。ビックサイズの登り梁が配置されました。

 

 

いよいよ本格的に工事が始まり、現場はこれからサッシの取付け、断熱材の施工へと進んでいきます。協力業者さんと共に、最後まで安全に工事が進むよう努めていきたいと思います。

おめでたいことに、お客様には新しいご家族が誕生されて これからも益々楽しみがいっぱいです。

こちらの現場は、お施主様のご厚意により 9月にオープンハウスを予定しています!

 

 

Hoshino

3月に上棟した高崎市の現場

2022.04.18

3月9日に上棟した高崎市の現場は大工工事もいよいよ終盤に近づきました。

内部はボードを貼り始め、リビングの勾配天井には米杉材も施工されました。

米杉材は1枚1枚色味が異なる為、濃い色だけを選んで施工するとシックな空間に仕上げることができたり、明るい色だけを選んで施工するとナチュラルな仕上がりになったり、今回のようにランダムに選ぶと木のコントラストが美しくでるので、色々な楽しみ方ができます。

当社では内部の天井の他に、デザイン壁として採用したり、軒天材に使うこともあります。

 

外部は外壁の工事が進み、モルタルまで仕上がりました。

お客様からはモルタルが仕上がると

「このグレーの外壁いい色ですね!」

「外壁の色が選んだものと違います・・・。」

と聞かれることがあります。

最後のジョリパットの仕上がりと勘違いをされるくらい左官屋さんがモルタルをきれいに仕上げてくれます。

今回の現場はこのグレーからどんな色に変化するのか、完成写真をお楽しみに!

 

いよいよ今週にはグラフテクトのキッチンが納品されます。

今月には大工工事が終了し、ゴールデンウィーク明けには内装工事に入ります。

Arai

最新情報