電気料金の削減にもこだわる

2022.08.31

地域の住宅建築会社や設計事務所は、どのような住宅を造るべきか?を重要視して、豪華な住宅や広さや見た目をアピール出来る住宅を建築したがります。

 

 

大手ハウスメーカーは理想の暮らしが出来るようなイメージをアピールします。

 

 

しかし私達が重要視しているものの多くは目に見えません・・・

 

 

目に見えないものを重要視する???

 

 

それは、皆様ご存じの住み心地や快適性や光熱費です。

 

 

私達が造る住宅のコンセプトは、住んで快適!健康に暮らせ省エネな住宅です。

 

 

なので、快適なのはもちろん光熱費を抑えられる仕組みや性能を持っています。

 

 

1台のエアコンで家を丸ごと冷暖房する事で電気料金を極限まで抑えられます。

 

 

もちろんLEDの照明器具やエコキュート、IHヒーターの採用によりこうした設備機器の使用電力も抑えています。

 

 

ガスや灯油を一切使わない住宅なので、CO2の排出もゼロとなり脱炭素社会にはピッタリの住宅です。

 

 

これから来る時代は、化石燃料を使用する車は排除されますが、住宅も同様の流れになるのは明らかです。

 

私は25年前からCO2を排出しないオール電化住宅を建築しています。

 

 

当時の一般的な住宅は、ガスや灯油を利用していましたが、私には未来がはっきりと見えていたので私達が造る住宅のほとんどはオール電化住宅でした。

 

 

あれから25年の月日が流れ、やっと時代が私に追いついてきたように感じています。

 

 

 

 

木材の柱は全て同じ!?

2022.08.30

木造住宅には木材の柱が必要ですが、どんな材種も全て同じ性能ではありません。

 

 

一般的普及している柱材は、ホワイトウッドという木材の集成材や無垢材では杉やヒノキ材です。

 

 

柱は梁や屋根などの垂直荷重を受けるので、垂直荷重に対し強度が必要で緻密でありながらも粘りのある性質も求められます。

 

 

また、地震の横揺れに対して曲げモーメントがかかるので曲げ強度も必要です。

 

 

つまり、比較的比重があり年輪が細かく緻密な木材がベストだと考えます。

 

 

ホワイトウッドなどの集成材は、緻密な年輪ではないケースが少なくないので私達はヒノキや杉の柱を採用しています。

 

 

杉やヒノキの柱も全ての木材が良質という訳ではないので、実際に木材のサンプルを取り寄せて年輪の状態や比重を手に取って確認します。

 

 

こうして自分の目で見て手で比重を確認した木材のみを採用するのも当社のこだわりです。

 

木材には乾燥材と未乾燥材がありますが、私達が採用する木材は乾燥材です。

 

 

木材の含水率は15%以下が良いとされているので、自社で所有する含水率計を使い木材の含水率を計測しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の香りがする家

2022.08.29

木造住宅の構造材は木材を使うので木の香りがするのか?という素朴な疑問がある方も少なくないと思います。

 

 

ヒノキの柱を採用すれば、ヒノキのいい香りがすると思いきやそうではありません。

 

 

現在建築されている木造住宅の大半が大壁構造であり、柱の内側を石膏ボードで覆い内装材で仕上げています。

 

 

昔ながらの真壁構造の和室であれば、柱の1面は室内側に露出されるので木の香りがしますが、一般的な大壁構造の場合ヒノキの柱を採用しても木の香りがする住宅にはなりません。

 

 

一般的な住宅とは異なり私達が造る住宅は木の香りがする構造になっています。

 

 

土台や柱にヒノキを採用しているのでヒノキの香りがします。

 

 

木の香りがする仕組みは、床下から2階の天井まで内装材の内側の空気が室内通気工法により移動するからです。

 

 

空気が移動する際土台や柱の近くを通過した後、室内へ空気が入ってきます。

 

 

こうした空気の流れにより木の香りがする住宅になっています。

 

写真の左上に辺りに丸いパーツが見えます。

 

このパーツから室内通気の空気が室内へ入ります。

 

弊社実験棟は天井は米杉を採用しているので米杉の香りもします。

 

木の香りは人間の精神を安定させる効果があると言われています。

 

目に見えない所にもこだわるのもオカケンスタイルなのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

会社経営について口を出さない

2022.08.28

私が社長を退任したのは48歳の時で約5年が経過しようとしています。

 

 

社長交代から約5年間私は会社経営について口を出していません。

 

 

もちろん社長と私で会社の経営について話はしますが、あくまでも話し合いであり、一方的な会社経営論などを説く事はありません。

 

 

現実的には口を出したい時もありますが、そこを我慢して社長に任せています。

 

 

会社経営には様々な手法があり、これが一番というものはありません。

 

 

私には私の手法があり、社長には社長の手法があるのです。

 

兄弟経営は難しいと言われていますが、そんな事はありません。

 

腹を割って本音で話し合えば難しい事などないのです・・・

 

自分の事と同じように相手の事を尊重すれば争いのない兄弟経営が出来るのかもしれません。

 

 

時代は繰り返す

2022.08.27

いつの時代も好景気と不景気を繰り返すのがマーケットです。

 

 

世界の情勢不安が起こると不景気になりやすく、安定期に入ると好景気が続きます。

 

 

過去に湾岸戦争やNY同時多発テロ、ITバブル崩壊やリーマンショックなどがありました。

 

 

こうした問題が起こると経済は停滞し不景気の波が押し寄せてきます。

 

 

そして、約10年間かけて経済がゆっくりと回復し好景気のサイクルになります。

 

 

上記の出来事は約10年サイクルで起こっているので、景気が良い時は「そろそろ不景気が来るかも?」と準備する必要があります。

 

 

2008年頃に起こったリーマンショック以降、これと言った世界的な経済問題は起こっておらず、すでに10年以上が経過しています。

 

 

そろそろどこかの国で経済問題が起こるリスクは高まりつつあります。

 

 

アメリカがくしゃみをすると中国が風邪をひくという言葉があるように、世界経済はグローバルであり国境はありますが、経済の境界はないのが現実です。

 

 

もはや外国の問題も対岸の火事ではないのです。

 

少々難しいお話になりましたが、私は小心者の経営者なので周りの様子が気になります。

 

 

アパレル業界はどうか?飲食業界は?など周りの様子をビクビクしながら見ては、自社の舵取りをしています。

 

 

もちろん世界経済にも目を向け、これからの未来がどの方向へ向かうのか?を注視しています。

 

ミクロ経済とマクロ経済を見なければ会社経営は上手くいかないのかもしれません・・・

 

 

 

 

厳しさが日を追うごとに増している!?

2022.08.26

地方の住宅建築業界は厳しさが日を追うごとに増しているように感じます。

 

 

順調に受注出来ている会社も少数ですが存在するものの、大半の会社は受注が困難なようです。

 

 

もちろん私達も順風満帆ではありませんので、何とか1棟、そして1棟と受注活動を行っています。

 

 

こうした状況に特効薬はなく、何をやっても即効性の効果が出る方法はほとんどありません。

 

 

現在の会社の状況は、今まで企業活動を行ってきた総括なので受け入れるしかないのです・・・

 

 

しかし、どの企業も会社を存続させなければならず苦肉の策を講じつつ会社を運営しているのが現実です。

 

会社組織とは面白いもので、10棟の受注では暇で利益が出ない会社もあれば、同じ10棟の受注でも忙しく利益が出る会社もあります。

 

 

要は受注する棟数ではなく、会社の規模がポイントになる訳です。

 

 

大風呂敷を広げ過ぎた会社はたくさん受注しても利益が確保出来ず、小さな屋台で運営してきた会社は少ない受注で利益を確保出来ます。

 

 

もちろん私はビクビク経営者なので後者なのは皆様もご存じかと思います・・・

 

家造りの信念を変えない

2022.08.25

私の家造りの信念は創業当時から1ミリも変わりありません。

 

 

住宅展示場や営業マンなし

 

 

無駄な経費を極限まで削減し誰でも手が届く価格の住宅

 

 

他に類を見ない高性能住宅を造り超省エネで快適に暮らせる家

 

 

アフターサービスを徹底して行いお客様に喜んでもらう

 

 

と大まかにはこんな信念を持ち25年が経過します。

 

 

創業してから長い時間が経過しましたが、私は信念を一切曲げない石頭の人間です。

 

 

売り上げがアップしようが、利益が増大しようが、そんなのは一切関係ないのです・・・

 

 

強靭な信念があれば、そこに道がなくても道は開ける!

 

私は頑固な性格ですが、私がどうしたいという事ではありません。

 

 

私が信念を曲げず家造りを行った結果、そこに暮らすご家族がどう感じるか?を重要視しています。

 

 

私達が造った家に住んだご家族が幸せを感じてもらえれば、それでいいのだ!

 

 

 

初めは喧嘩ばかりだった!?

2022.08.24

前回は私達のアフターサービスと協力業者さんの関係性のお話をしました。

 

 

今では全ての業者さんが私達に快く協力してくれますが、創業して間もない頃は毎日私と業者さんの間で争いが絶えませんでした。

 

 

創業間もない頃

 

 

「お客様の家のエアコンが正常に作動しないので、今日行ってもらえませんか?」と私から伝えると

 

「今日は行けねぇよ!」と業者さん

 

 

「それでは、お客様が困るので何とかお願いできませんか?」と私

 

 

「夜7時なら行けるけど・・・」

 

 

「じゃお願いします」

 

 

とこんな会話が実際にありました。

 

 

夜の7時に私もお客様のお宅に向かうと業者さんは不機嫌な顔で立っていました。

 

 

私が内容を伝えると協力的ではない業者さんの態度に私は「その態度はないでしょう・・・」と伝えると「俺が来てやってるのになんだ!この若造が!」と言い争いになりました。

 

 

その後、何とかエアコンの修理を終えたものの、私と業者さんの関係は最悪の状況でした。

 

 

こうした出来事は1度や2度ではなく、その度に私は業者さんと言い争いになったり喧嘩になりました。

 

 

創業間もない頃は、私の考えが業者さんに伝わらなかったので仕方ありません・・・

 

 

しかし、1年・3年・5年が経過するにつれ私の考えが協力業者さんに浸透し言い争いや喧嘩する事は無くなりました。

 

 

そして25年が経過した今、全ての協力業者さんが快く私達の指示に従ってくれるようになったのです・・・

 

 

現在のアフターサービス体制は当たり前のように見えますが、その道のりには数々の争いがあったのも事実です。

 

 

私達がきめ細やかなアフターサービスを出来る理由

2022.08.23

私達が建築した住宅には責任を持ち、きめ細やかなアフターサービスを行っています。

 

 

こうしたアフターサービスが出来る理由は、協力業者さんの力なくして語れません。

 

 

電気や水道の修理や内装材や塗装の修理など様々なアフターサービスに協力業者さんは協力してくれます。

 

 

どんな些細なメンテナンスでも心よく「はいよ~修理ね~いつだい?」と私達の指示に従ってくれます。

 

 

もちろんこうしたメンテナンスには費用が発生するので、私達は費用を支払いますが普段現場で忙しく作業する合間に手を貸してくれます。

 

 

私達に協力してくれる職人さんの大半が気持ちよくメンテの仕事もやってくれるので、私達のアフターサービスが成り立っています。

 

 

オカケンホームが行うアフターサービスは、協力業者さんのお陰で成り立っているのです・・・

 

 

私は毎朝5時に起床してこんな言葉を発しています。

 

「私達に協力してくれる業者さんに感謝します・・・ありがとうございます!」

 

 

需要と供給のバランス

2022.08.22

需要と供給のバランスが崩れると予想もしない現象が現れます。

 

 

例えば新車のジムニーについては、新車価格よりも中古価格の方が高いという現象が起こっています。

 

 

これは、新車をオーダーしても1年以上待つ事からすぐに車を手に入れたい人達が中古車を高値で購入しているのが原因です。

 

 

この他にも人気車種であるランクルもこうした現象になりつつあります。

 

 

住宅建築業界でも世界で木材の需要が増えつつあり、木材の価格は高騰したまま高止まりしています。

 

 

今まで25年間住宅建築をしてきましたが、これ程木材の価格が高騰した経験は1度もありません。

 

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