第一種換気システムにも問題点はある!?

2018.12.1

住宅の換気システムには、一般的に第三種換気システムを採用する会社がほとんどです。

 

 

多くの会社が採用する理由は、商品が安価であり施工が比較的簡単だからだと予想します。

 

 

しかし、性能を最重要視する会社のほとんどは、第一種換気システム採用します。

 

 

 

理由は、換気による熱ロスを最小限に出来るからです。

 

 

しかし、性能が良い第一種換気システムは商品が高額なのと施工が面倒という問題があります。

 

 

 

第三種換気は排気の配管だけでOKですが、第一種換気は給気の配管も必要になり、施工手間が約2倍になってしまいます・・・

 

 

 

更に、万が一給気配管の中が結露する事によりカビが発生してしまうと、家の中全てにカビのニオイが充満してしまいます。

 

 

 

このようなケースは稀ですが、約20年前に実際に起こった問題であるのです。

 

 

 

私達はこうした問題を解決すべく新しい第一種換気の施工方法を取り入れています。

 

 

 

給気の配管は行わず、床下から壁体内を給気のルートとして利用します。

 

 

 

こうする事で給気の配管を施工する事無く、結露やカビの問題を克服しているのです・・・

 

 

 

壁体内を給気のルートとして利用する方法で第一種換気システムを採用している会社は県内では皆無です。

 

 

その理由は、ここまで徹底して換気について掘り下げて考え、検討していないからなのかもしれません・・・

 

私は、どんな事でも掘り下げて、掘り下げて、もうこれ以上掘り下げされない所まで考え抜き結果を導き出す建築人です。

 

 

商品の価格が高額でも「施工方法でコストダウン出来れば採用しよう!」と企業努力を怠りません。

 

 

商品が高いのが問題ではない!

 

 

問題なのは、掘り下げて考えない事である!

 

 

 

 

 

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