住宅の設計は簡単?
2024.04.4
住宅の設計(間取り)は素人でも簡単に出来ますが、構造体や断熱・気密・換気の設計は簡単ではありません。
というか、住宅建築会社の設計担当者が提案する間取りは誰でも考えられるものです。
しかし、住宅建築のプロでも構造体の組み方や耐力壁の配置、断熱や気密や換気の設計となると相当の知識がなければ設計出来ません。
私達は一般的な住宅建築会社とは異なり、素人のような建築会社が行う設計とは全く異なる視点で住宅設計をしています。
夏至や冬至の太陽高度を考慮し日射遮蔽出来る庇や軒の設計をし、パッシブエネルギーである太陽の日差しを取り込んで暖房効果を得られる開口設計も行います。
換気による熱ロスを最小限に抑える為、必要最小限の換気量にしつつ冷暖房負荷が出来るだけかからないよう断熱設計します。
こうする事で必要最小限の冷暖房設備になり、光熱費を極限まで抑える事が可能になります。
冷暖房設備の設計に関しても、安易に全館空調を採用したり床暖房を選択せず、住んで快適でありながらイニシャルコストとランニングコストを同時に抑えられる設計をしています。
こうした設計はただ単に間取りがどうの・・・というレベルではありません。
そこで暮らすご家族の快適さや製造コスト、ランニングコストまで考慮した設計をするのが弊社のこだわりです。
設計事務所で設計してもらった方がデザイン性が高いケースがあります。
しかし、私達のような視点で設計する設計事務所は数多くありません。
デザイン性を重視するあまり、断熱や気密や換気などを疎かにする設計者が多いのも事実です。