製造原価を細かく算出

2024.04.18

住宅建築では数多くの業種が関わり何百という部材を使い、協力してくれる業者さんは30社以上です。

 

 

私達は業者さんへ支払った金額や使った部材について細かく各現場ごとに集計しています。

 

 

この集計業務は会計業務とは異なる分野であり、実際にどの位の製造原価になったのか?を把握する上で重要な業務です。

 

 

大半の建築業者は工事代金にパーセンテージを掛けて「この現場は何%の利益が出そうだ」というスタイルですが弊社の考えは異なります。

 

 

業者さんへ支払った金額を各現場ごとに分け実際にかかった製造原価を算出し、今後の現場の利益率を設定します。

 

 

こうする事でお客様からいただく建築費にあいまいな利益を乗せる事はなくなります。

 

 

つまり、製造原価+適正な利益=お客様への提示価格となる訳です。

 

 

以前会計をお願いしていた会計士に私は「こんな細かく製造原価を算出する建築屋はありますか?」と聞いたところ「いいえ、1社もありません」と会計士は答えました。

 

 

住宅造りも徹底していますが、原価計算も徹底して行うのが私流です。

 

建築業は会計処理上悪く言えば、どんぶり勘定な部分が多くあります。

 

私達は各現場ごとに支払った金額を把握し、なぜこの現場はこの利益率になったのか?を全現場で検証しています。

 

工事が終わった現場の製造原価を把握する事で適正な利益率を設定できます。

 

適切な利益率が設定出来れば、会社大幅な黒字や赤字になる事も避けられるのです。

 

私達は大幅な黒字を目指さず適正な黒字を目指す馬鹿正直工務店でありたいと考えています。

 

 

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