量産しない理由!?

2019.12.12

私達は数多く住宅を建築する会社ではありません。

 

 

 

今年は注文住宅と戸建賃貸住宅を合わせて年間24棟の住宅のみを建築しています。

 

 

 

数多く建築する事も不可能ではありませんが、その方向へ舵を切らないのです・・・

 

 

 

その理由はいくつかありますが、一番の理由は建物の質の低下です。

 

 

 

太田や伊勢崎の支店を出す事も可能ですが、その支店で現在のクオリティーの住宅は造れません。

 

 

 

住宅造りには、基礎や大工工事、内装工事や電気・水道工事など様々な協力業者さんが家造りで携わります。

 

 

その協力業者さんへは私の家造りのルールや家造りに取り組む気持ちを伝えなければなりませんが、現実的には非常に難しいのです。

 

 

本社ではない支店でも住宅を造れない事はありませんが、私には自信がありません。

 

 

 

私は、自分の目が届く所で責任を持って家造りに取り組みたいのです。

 

 

 

支店を出して施工棟数をアップさせれば、会社の売り上げや利益も上昇します。

 

 

 

 

しかし、私はそうしない職人気質の石頭建築屋なのです・・・

 

 

 

会社の利益というお金など一瞬で消えてしまいます。

 

 

しかし、信用や信頼という目に見えないものは簡単にはなくならないのです・・・

 

 

 

アウトレットでも売れない

2019.12.12

私の趣味のひとつにショッピングがありアウトレットモールに年数回行きます。

 

 

 

アウトレット業界は勝ち組と負け組に分かれているようで、三井系のアウトレットモールはいつも混雑しており勝ち組のように見えます。

 

 

 

 

アウトレットに並ぶ商品の多くは皆様もご存じの通りアウトレット用に作られた商品がほとんどで、店舗で売れ残った商品が並ぶケースはほとんどありません。

 

 

 

 

このような商品構成によりエンドユーザーからアウトレット離れも進んでいます。

 

 

 

それは、わざわざアウトレットに行きアウトレット用の商品を購入しなくてもユニクロやGUで同じような商品が手に入るからです。

 

 

 

 

こうした消費者のニーズにより、魅力的でなくなった一部のアウトレットモールは淘汰され始めているのです・・・

 

 

 

 

アメリカに目を向けると15年位前から矢継ぎ早に建築された大型のショッピングモールもゴーストタウン化している所も数多くあるようです。

 

 

 

 

日本国内にも数多くの大型ショッピングモールは存在しますが、アメリカのような状況になる事も予想出来ます・・・

 

 

 

 

 

世界の流れを見ると、人が動いて消費するスタイルから動かないで消費するスタイルにシフトしているようにも感じます。

 

 

 

 

 

私達のような地方の住宅産業も住宅展示場や見学会などの来場者は減少傾向にあります。

 

 

 

 

私達はこうした状況を踏まえ、今年の夏から対策を講じています。

 

 

 

 

全く新しい切り口でマーケットを見て、今までにないマーケティングを実行する!

 

 

時代は常に変化しています。

 

その時代にマッチしたマーケティングは必要なのは言うまでもありません。

 

時代の最先端を行くマーケティングを考えるのが私の重要な仕事でもあるのです・・・

 

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