悪い円安とインフレ

2023.03.25

世界的なインフレに拍車がかかり物価上昇しています。

 

 

日本はインフレの他にも悪材料があります。

 

 

それは、悪い円安です。

 

 

輸出産業は円安になれば日本の製品は海外から見れば割安に感じるので商品は売りやすくなります。

 

 

しかし輸入される商品は割高になるので海外の商品や原材料を輸入してモノを製造する業種にとって大きな痛手です。

 

 

また、日本国民もガソリンなどの燃料や食品を購入しているので、円安で割高な買い物をしており大きな損失をしています。

 

 

つまり現在の日本は悪いインフレと悪い円安のダブルパンチを食らっており、日本国内の企業はもちろん国民もキャッシュアウトが増えている状況であると言えます。

 

 

「そんなのわかってるけど、どうにもできないだろう!」という意見があるのでしょうが、その通りです。

 

 

こんな内容を日記で書いたところで、何も変わりませんしどう対処したら良いか?すらも考えが出ません。

 

 

しかし、こうした状況を冷静に鑑みて対策をじっくりと考えるのが私達会社経営者の重要な仕事なのです。

 

 

私は1ドル80円台の時には、アメリカからサッシや床材、ドアや内装部材を直接仕入れていました。

 

あの時代には輸入建材を採用した方が住宅の製造原価は低くできたのです。

 

そして、1ドル120円台の時代には輸入建材ではなく、国内の建材を採用した方が割安です。

 

当たり前の事ですが、インフレや為替は住宅建築業にとって非常に重要であるのは間違いありません。

 

 

 

 

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