準備は出来ているか?
2020.02.2
地方の住宅建築業界の不況はすでに始まっており、これから迎える更なる不況も待ったなしの状況です。
消費増税や賃金の低下、少子高齢化や地方の過疎化などの問題を考えれば当然の流れなのかもしれませんが、私達のような地方の零細企業にはかなりの打撃になると予想しています。
今までの20年間は、住宅展示場や現場の見学会などのイベントで集客し受注出来ていましたが、これからの時代は通用しない可能性が高いと考えています。
つまり、今まで通用していたマーケティングと同じ手法では受注が思い通りにならず会社の存続も出来ない状況になるのです・・・
さて、ここからが問題です。
この様なマーケットの時代にどう経営者が判断するか?によってその会社の未来がかかっています。
A 今までの手法を更に倍増してマーケティングする
B 違うエリアに出展しマーケティングする
C 全く違う業界の仕事を始める
D 今までのノウハウを生かしつつ関連する業界の仕事を始める
経営者によって考え方は様々ですが、私は8年前からDを選択しています。
Dとは、皆様ご存じの不動産投資事業です。
不動産投資事業を行う理由は、ただ1つです。
それは、本業である住宅建築事業の業績が不振だった場合、私の役員報酬をゼロに出来るからなのです・・・
不動産投資事業の会社から役員報酬を得られれば、住宅建築事業の会社から役員報酬がゼロでも生活は出来ます。
転ばぬ先の杖ではありませんが、万が一の事を予想し事業展開するのも私の事業哲学なのです・・・
会社役員の役員報酬をゼロにすれば、会社の売り上げが激減したとしても赤字になる確率は低くなります。
不況が来て業績が落ちても黒字になり継続できる会社を作るのが会社経営者の一番大切な仕事だと考えています。