家業から企業へ

2019.03.29

昨年の春に当社へ高崎税務署の職員さんが税務調査に来ました。

 

 

以前も数年前に一度税務調査があり、1人で数時間程度の調査だったのですが今回は2人で4日間というしっかりとした調査でした。

 

 

 

税務調査が終了し、税務署の職員さんとの話の中にこんな内容がありました。

 

 

 

「経費の中に私的に使っている内容がありそうですが、ここはグレーゾーンですね・・・」

 

 

 

「経費として認められると言えば認められるし、認められないと言えば認られません」

 

 

 

「御社は成長する途中の会社ですが、家業から企業になる時期が来ています」

 

 

 

家業から企業???

 

 

 

創業して間もない頃は、どんな会社も社長と奥さんや家族が中心になり会社を運営します。

 

 

 

こうした家族経営の場合、経費の使い方も私的に使う事も多くなりがちですが、家族経営なので問題提議する人はいません。

 

 

 

しかし、会社が大きくなり社員も増えてくると、会社の中心である社長や役員が私的に経費を使うのは問題なのです・・・

 

 

 

私は今まで家業的な会社経営でやっていたのかもしれないと感じ、開かれた企業になるよう昨年から取り組んでいます。

 

 

 

貴重なお話をいただいた税務署の職員さんには感謝しています。

 

一般的には、「税務署が入るんだって!」と聞くと「ヤバいっすね!」となりますが私は違います。

 

 

「どうぞ、調査してください!指摘があるなら有難く受け入れ、今後の肥やしにします」となります。

 

 

私達経営者と税務調査員の間には見解の違いがあるので、こうした指摘は必ず発生します。

 

 

 

全てをオープンにして、胸を張って税務署を迎え入れるのも私のスタイルです。

 

 

しっかり働き、しっかり納税し、世の為に私達が支払う税金を使っていただく!

 

 

 

 

 

 

 

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