夜間の室内温度と体調の関係性
2020.07.14:
夜間に室内の温度が上昇するのを避ける為にエアコンで冷房します。
しかし、夜間にエアコンを運転して寝ると室内が冷え過ぎてしまい体調不良になる事があります。
これは、設定温度が低すぎる事により室温が低下し体が冷えて起こる現象です。
ではなぜエアコンの設定温度を低くしなければならないのでしょうか?
その理由は、室内の内装材の表面温度が高いので体感温度が高く感じるからです。
一般的な住宅の室内温度はそれ程高くなくても、内装材(床・壁・天井)の温度が高くなっている場合があります。
こうしたケースでは、人は不快に感じるので夜間エアコンで冷房する訳です。
しかし、私達が造る住宅は室内の内装材の表面温度がそれ程上昇しないので、エアコンの設定温度を低くする必要はありません。
25℃~28℃の設定にして24時間連続運転するだけで昼夜問わず快適な室内空間になります。
もちろん夜間も室内が冷え過ぎないので、体調不良になる可能性も低くなります。
当社の造る住宅は「涼しい~」という室内空間ではありません。
「暑くないんだけど、何で?」という感覚です。
暑くも寒くもない空間を造るのが理想の住まいなのです・・・