木造住宅に最適な断熱工法とは?
2019.04.18:
木造住宅の断熱工法は大きく分けて2つあります。
内断熱工法(充填断熱)と外断熱工法(外張り工法)です。
内断熱は、構造材である柱と柱の間に断熱材を施工します。
仮に柱の大きさが105ミリなら約100ミリの断熱材を施工でき、断熱素材はグラスウールやロックウール、羊毛や現場吹付発砲ウレタン、セルロースファイバーなどを選択出来ます。
断熱素材の選択が豊富にあるのと、断熱厚さを100ミリ程度に出来るので、ある程度の断熱は可能になります。
しかし、構造材である柱や梁の部分は断熱出来ないため、構造材が熱橋になってしまい、その部分から熱が逃げやすくなってしまう問題もあります。
この内断熱に対し外断熱は、構造材の外側に硬質の断熱材を施工する為、熱橋の問題はクリアできます。
しかし、断熱材の厚さが50ミリ程度が限界な為、断熱力不足になるケースもあります。
両者共に一長一短あるので、どちらを選択するのか?は迷うところです・・・
私達は両者の欠点を克服する為に両方の断熱工法を併用しています。
内断熱+外断熱=内外ダブル断熱工法と呼んでいます。
このような断熱工法を採用している会社は県内では数社ありますが、施工手間が2倍、断熱素材も2倍になるのでコストアップは避けられません・・・
コストが高いというデメリットもありますが、住み心地や省エネ性は抜群です!
実は、こうしたコストアップも家全体の価格で考えれば大きな金額ではありません・・・
つまり、本気でお客様の住み心地を追求するならば、内外ダブル断熱しかないのです・・・
当社実験棟も内外ダブル断熱です。
住み心地が一般的な住宅に比べ全く違います。
私達は群馬県内で住み心地がNO1の家を造る集団でありたいと考えています。
ブッチギリの性能の住宅を造り、県内で最高の住み心地を実現する!