坪単価100万円時代

2025.07.10:

住宅の価格を示す指標として坪単価というものがあります。

 

例えば

 

「あの会社は坪90万円位らしいよ」

 

「私は坪100万円以内で建築希望なのですが」

 

などがそれです。

 

家族4人で一般的な住宅の広さは30坪から40坪と仮定すると、35坪の家なら坪100万円=3500万円という計算になります。

 

ここで問題なのが坪100万円の中にどこまでの費用が入っているのか?です。

 

住宅価格には下記の内容があります。

 

建物本体工事費用

建物付帯工事費用

給排水引き込み工事費用

冷暖房工事費用

照明器具・カーテン費用

地盤改良工事費用

建築確認申請・建物登記費用

消費税

 

上記の費用の全てが必要でない場合もありますが、建物本体工事費用の他には様々な費用があります。

 

これらを全て含めた費用を面積(坪数)で割った坪単価であれば比較する基準になります。

 

しかし上記の費用を全て含まない安価な坪単価を提示されるケースもあるので注意が必要です。

 

これは車に例えれば車両本体価格と乗り出し価格のようなものです。

 

もちろん私達は乗り出し価格の坪単価を提示する正直工務店です。

 

今から28年前に弊社で建築した1棟目の住宅の坪単価は50万円でした。

 

この住宅は40坪だったので2000万円で請け負った記憶があります。

 

あれから28年が経過し原材料や人件費の高騰、円安による物価高により住宅建築業界の坪単価は大きく値上がりしました。

 

大手ハウスメーカーでは坪100万円以上は当たり前の時代であり、会社によっては坪120万円を超えるハウスメーカーも存在するようです。

 

もちろん私達が造る住宅も例外ではなく近年は坪単価が100万円前後になるケースがほとんどです。

 

一般的な住宅に比べれば弊社の造る住宅は高性能になるので坪単価が同じであれば住み心地や省エネ性の分だけお得になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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