地域の工務店のあるべき姿
2025.05.11
私達は地域で活動する工務店であり、大手ハウスメーカーとは企業体質が異なります。
資本は乏しく社員数も役員・社員・パートさんを合わせて10名程度の零細企業です。
売り上げは年間6億から7億程度はあるものの大きな利益を上げる企業ではありません。
適正な利益をいただき適正な経費を使い正しい家造りを継続しています。
施工エリアは弊社から車で30分以内を基本としているので遠方での施工は基本的に行いません。
施工エリア外の建築も不可能ではありませんが、建てた後のアフターサービスを迅速に行う事を考えれば遠方の建築は選択肢から外れます。
利益目的であれば、数多く施工した方が良いのでしょうが私はこうした考えではありません。
自社がある地域で良質な住宅だけを建築しお客様に満足していただく事が私達の使命であると認識しています。
これが地域の工務店のあるべき姿であり、この姿勢を私は創業から1ミリも崩していません。
創業から28年が経過し私も57歳になりました。
血気盛んな28歳の時に起業し地域で高性能住宅建築一筋の建築人生でした。
高性能住宅建築以外の選択もありましたが、私は一般的な住宅を建築する気はありません。
その理由は、そこで暮らす家族が健康で幸せを感じるには高性能住宅である必要があるからです。
考えを一切曲げない頑固な建築人の挑戦は続きます。