国の基準が今年から変わる

2025.09.5

木造住宅の断熱性について規制するものは昨年までありませんでしたが今年の4月から法律が変わりました。

 

地区によって断熱性能は異なるものの、ある一定の断熱性能を有していなければ住宅建築出来ません。

 

こうした状況は今までの住宅建築業界からすると大きな変化であり、国が高性能住宅以外は建築不可と判断したと言えます。

 

東京などの一部の地域では太陽光発電装置の義務化もあり、高性能+省エネルギーという2つの義務がある地域もあります。

 

つまり、今後法律で決められた家しか建築出来ないのです。

 

省エネ・高性能=国策

 

私達は28年前から高性能住宅だけを建築してきましたが、ついに国を挙げ国策で高性能住宅建築が義務になりました。

 

昨年までは高性能住宅を否定する建築業者も存在しましたが今後は国策に従うしかありません。

 

私が高性能住宅に着目したのは今から30年前です。

 

当時現場の大工職人でしたが、休憩時間になると日本全国の住宅メーカーのカタログを見て研究していました。

 

他の職人さんから見れば、あいつは休憩時間に何をやっているのだろうか?と感じたかもしれませんが、当時の私は真剣でした。

 

積み上げると1メートルを超える住宅カタログの資料を全て見終えた頃「これから来る時代は高性能住宅の一択だな」と感じ北海道の札幌まで高性能住宅の見学に行ったのです。

 

 

 

 

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