初めて体験した高性能住宅

2025.09.6

前回からの続きで28年前のお話ですがお付き合い下さい。

 

日本全国で建築されている住宅を比較検討した結果、私は北海道の札幌に本社を置く住宅建築会社へ足を運び自身の目で見て体感しました。

 

当時関東圏で建築されていた住宅はこんな性能でした

 

グラスウール100ミリ断熱

 

アルミサッシ・単板ガラス

 

24時間換気システムなし

 

気密性能という概念なし

 

県内で建築される住宅の大半はハウスメーカーを含めこのような性能の住宅でした

 

今では考えられない低スペックの住宅ですが当時はこれがスタンダードだったのです

 

私が体感した北海道の住宅は

 

床・壁ウレタン断熱100ミリ

 

樹脂サッシペアガラス

 

24時間換気システム

 

高気密仕様

 

当時私は「こんなに凄い性能を持つ住宅があるんだ・・・確かに快適」と驚いた記憶があります。

 

私はこの住宅の工法を採用し1棟目の建築に着手したのです。

 

木造軸組みの構造をベースにして、柱の間にウレタン断熱のパネルを入れ床もウレタン断熱パネルを敷き天井はセルロースファイバー吹込み断熱250ミリ・換気は24時間第三種換気で施工しました。

 

気密性を確保する為、現場発泡ウレタンや気密テープで目張りし隙間を塞ぎます。

 

高性能住宅建築1棟目から気密測定を行い高気密住宅の基準である数値を軽くクリアしました。

 

今のオカケンホームのルーツはこの1棟目から始まったのです。

 

 

最新情報