高性能住宅を体感

2025.09.7

今回も前回からの続きで30年前のお話です。

 

高性能住宅を建築し冷暖房する室内を体感する事になりました。

 

「夏は涼しく・冬は暖かくと言うけど本当なのか?」と私は疑心暗鬼でしたが、夏・冬共に実際に体感してみると

 

「確かに一般的な住宅とは全く異なる・これならいける」と感じました。

 

これで手ごたえを感じた私は高性能住宅の受注を開始したのです。

 

施工現場に近い住宅地へ大工数人でチラシを持ち1件づつインターフォンを押し「こんにちは、見学会へ来て下さい」と1枚つづチラシを配布しました。

 

今では考えられない行動ですが当時の私は真剣そのものです。

 

そして土日2日間の見学会を行い来場者に高性能住宅の説明をしました。

 

私の説明を聞く来場者は皆理解不能で???の世界でした。

 

断熱がどうの・気密がこうの・換気がこうですと言われても理解出来ないのは当然です。

 

当時流行っていたは輸入住宅のツーバイフォー工法でこの手の住宅は見た目で判断出来るので分かりやすい特徴がありました。

 

「これは輸入住宅ですか?」

 

「いいえ、違います 断熱と気密が・・・」

 

「よく分かりません」

 

とこんな会話がほとんどで私達が行った見学会のイベントは空振りに終わったように見えたのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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