住宅建築前に必要な作業
2025.09.12
住宅建築を始めるには建築確認申請を行う必要があります。
この申請には建築基準法に適合した図面作成やそれ以外にも様々な書類が必要です。
確認申請以外には、長期優良住宅の申請や政府の補助金申請などがあるケースがあります。
こうした申請には構造計算書類の添付が求められるので専門の構造計算業者さんへ依頼しています。
様々な申請書類を作成添付して確認申請を行い受理された後、工事着工となります。
専門分野の作業になるので、弊社女性スタッフと建築確認に協力してくれる設計事務所や構造計算業者さんの力を借りて全ての業務を進めます。
以前は比較的簡単に建築確認申請が出来ましたが、建築基準法の改正や新しい補助金などの申請などもあり、非常に面倒で手間のかかる作業が必要になりました。
とはいえ、工事を着手するには全て必要な申請や書類なので避けて通る事は出来ません。
当然これらの作業は人が行うので人件費が発生しますので、着工前にかかる費用もコストアップしています。
建築工事自体の費用も高騰していますが、上記の通り工事前にかかる費用もコストが上がっています。
今後このような状況は継続する事が予想され、建築コストが下がる要素は今のところありません。
とはいえ、建築希望者の手が届く価格にしなければ受注は出来ませんので、非常に悩ましい問題を抱えているのが今の住宅建築業界なのです。