エアコン故障が多発
2025.09.13
今年を含め近年エアコンの故障が多発しています。
エアコン故障が多発している原因の1つに異常な気温上昇があります。
気温が40℃前後になればエアコンにかかる負荷も増大し熱交換機の故障やガス漏れなどが発生するリスクは上がります。
この他にもエアコン冷房時に発生するドレン水がエアコン本体から漏れたり配管内で詰まる問題にも対応しています。
先日、各エアコンメーカーの機器を取付する専門業者さんにこんな質問をしました。
「最近エアコンの故障が多くないですか?」
「以前に比べ非常に多くの故障があります」
「故障しにくいメーカーはありますか?」
「私の感覚からすると三菱のエアコンは壊れにくいように感じます」
弊社では数年前から三菱のエアコンを採用していますが、それでも故障する場合があります。
故障しにくいエアコンを採用しても問題が発生する理由は、気温の上昇とエアコンにかかる負荷が大きいように感じます。
私達が造る住宅は30坪位の広さであれば、エアコン1台で家を丸ごと冷房可能です。
しかし、1台のエアコンにかかる負荷が近年大きくなっているのも事実です。
こうした問題を解決するには、1台のエアコンで冷房出来るが2台のエアコンで負荷を軽減する
方法です。
2台のエアコン冷房をすれば光熱費が2倍になるような気がしますが、そうではありません。
冷やす容量は変わらないので、1台当たりの冷房にかかる負荷が減り2台で負荷を分担するイメージとなるので、光熱費が上がったとしても大きなコストアップにはなりません。
今年の夏から新しい取り組みとして床下エアコン冷房+送風システムがあります。
これは床下に設置してある暖房用のエアコンを冷房として利用し床下の冷気を送風ファンで室内へ取り込む方法です。
弊社社屋・実験棟で試験的に取付した後、戸建て賃貸住宅10戸以上取付しました。
エアコンがない部屋でも冷気が床下から送風出来るので涼しく感じます。
近年の異常な気温上昇に対応すべく、新しい取り組みに挑戦しています。
お問合せいただければ、見積もり取付が可能です。