センスの良さを学ぶ

2025.10.31

私達はインテリアをコーディネートしお客様へご提案していますが、時にはお客様のセンスが弊社を上回る場合もあります。

 

私も何回かこのようなお客様の担当になった経験があります。

 

「こんな感じのインテリアでいがかでしょうか?」

 

「以前パリの田舎で見たスモーキーなブルーのドアにしたいのです」

 

「床板の幅は広くオランダで見たコンドミニアムのような感じが好みです」

 

こうなると私も

 

「そ、そうですか・・・ではそのようにしましょう」となる訳です。

 

私達のようなプロでも見た事のない色や素材感は提案できません。

 

しかし、こうしたインテリア上級者の方に私達も鍛えられ弊社スタッフもレベルアップしています。

 

センスの良いお客様に育てられ今の弊社が存在しているようにも感じます。

 

白を基調としたインテリアにブルーのソファーと赤茶色のダイニングテーブルには素敵な存在感があります。

 

吹き抜けの梁はあまり目立たぬよう白く塗装しています。

 

テレビの背面壁は外壁用の米杉サイディングが張りですが、これも白く塗装し存在感を抑えています。

 

カーテンやレースはシンプルな白とし壁の一部のように目立たないような素材をチョイス

 

このようなコーディネイトをすると家具が映える素敵なインテリアになります。

 

 

 

 

 

 

今日で57歳

2025.10.30

私は今日57歳になりました。

 

会社は来月29周年を迎え1年後は創業30年目の節目になります。

 

振り返ってみると30年は長いようでアッと言う間に過ぎ去ったように感じます。

 

右も左も分らぬまま28歳で起業し雨の日・風の日・嵐の日を突き進み今の私と弊社が続いています。

 

私は創業時に決めた企業理念を今も守り続けています。

 

住み心地が良く省エネで資産価値の高い住宅を造る

 

建てた後はしっかりとアフターサービスする

 

展示場なし営業マンもなし

 

建築エリアは車で30分以内

 

年間に決められた棟数だけを建築する

 

などがそれです。

 

世の中や人がどのように変化してもこうした決まり事は1ミリも変えません。

 

このような頑固な企業理念に賛同し協力してくれる社員やパートさん、協力業者さんがいるお陰で私と弊社が存在します。

 

頑固な弊社の家造りに賛同し指名してくれるお客様がいるお陰で良質な家造りが続けられています。

 

 

 

私はお金儲けにあまり興味がありません。

 

会社が儲かったこところで、ただそれだけの事であり個人もしかりです。

 

良質な住宅は後世まで残り、お客様との信頼関係も簡単には壊れません。

 

人に信頼され家造りに取り組み汗を流せれば私はそれだけで十分満足なのです。

 

 

マーケットに合わせ変化する

2025.10.29

ビジネスのマーケットは日々変化し続けており為替や関税、需給関係により資材の価格は変化します。

 

近年続いた円安により輸入資材価格は軒並み上昇しており、今後関税により価格が上がるケースも予想しておく必要があります。

 

こうした資材価格の変化により製造原価が上下するのはもちろん、職人さん不足による人件費の高騰も近年の懸念材料です。

 

製造原価だけではなく、社内の人件費も年々上昇傾向にあり固定経費の上昇も会社の利益率と大きく関係します。

 

マーケットが閑散としているか?消費意欲が旺盛か?によっても顧客の数が大きく変わるので、製造原価・固定経費・マーケットの全てが予測不可能であり未来は不確定要素の塊のように感じます。

 

しかし、こうした条件の中でも会社を存続させるのが経営者の実務であり大切な役割です。

 

私は変化するマーケットに合わせた企業活動を行うよう心掛けています。

 

社会の景気が悪いのに「今年は〇〇棟施工するぞ!」と考えません。

 

景気が悪ければ悪いなりに現状維持を目指す経営に徹し、景気が上向けば少しだけ前年度を超えるような経営を目指します。

 

 

自身の知識と経験をフル活用し一生懸命働いた後は一生懸命遊びます。

 

ここはワイキキビーチにあるカヌーズというサーフポイントです。

 

ビジネスと同様に波に自身を合わせる必要があり、波待ちの位置やパドルのスピードを合わせ良い波をを選んでキャッチします。

 

1年を通じ安定した波はありますが、サイズは小さくコシ~胸、波が厚いのでロングボーダーがほとんどです。

 

景色はダイヤモンドヘッドやワイキキの街並みとマリンブルーの海、最高のロケーションです。

 

 

儲かる商売よりも正しい商売

2025.10.28

私は儲かる商売に興味には一切興味がありません。

 

「あのビジネスが儲かるらしいよ」と聞いても「そうなんだ・・・だから何?」という感覚です。

 

私は儲かる商売よりも正しい商売をする頑固な経営者です。

 

住宅を建築すればそれなりの利益が発生しますが、この利益は会社の人件費や様々な経費で消えてしまいます。

 

そして建築した住宅のアフターサービスでは多額の人件費が発生するので、建築後のメンテナンスをしたがらないのが一般的な建築業者です。

 

しかし私達はアフターサービスをきめ細やかに行う会社です。

 

人件費がかかろうが、会社が修理にかかる費用を負担し損しようが関係ありません。

 

毎年数百万円の費用がアフターサービスで消えますが私はこれで良いと考えています。

 

住宅を建築させていただき適正な利益を享受し、そのお金をお客様のお宅のアフターサービスで使う!

 

無駄な宣伝広告費や無駄な役員の飲食で大切なお金を1円も使わないのが私の正しい商売の道なのです。

 

私は極端な考えを持つ経営者なので、こうした考えは世間一般では通用しないのかもしれません。

 

しかし、何の為に家造りをしているのか?と深く考えれば答えは簡単に見えてきます。

 

弊社を指名していただいたお客様の家を心を込めて造り、アフターサービスでは真心を持って行うのが正しい建築道であると私は認識しています。

 

儲かる商売よりも正しい商売!

 

 

 

 

 

 

耐力壁と断熱・気密

2025.10.27

木造住宅には地震などの外力に対し耐力壁が必要になります。

 

この耐力壁は木造軸組み工法は、筋交いや構造用合板による面材の耐力壁があります。

 

弊社は筋交いによる耐力壁を採用してきましたが、外壁面を構造合板による面材の耐力壁を今後取り入れる予定です。

 

こうした取り組みは耐震等級3取得の目的があり、面材による耐力壁は耐震性が向上するメリットがあります。

 

これと同時に天井断熱の方法も断熱性能はそのままに小屋梁の天端に構造用合板を張り断熱下地兼気密層を施工する省力化にも取り組む予定です。

 

天井断熱はセルロースファイバー300ミリの施工していますが、現場発泡ウレタンへの変更も視野に入れています。

 

断熱素材の変更や施工手間の省力化により断熱性能は変わらず、耐震性の向上やコストダウンも実現できる予定です。

 

こうした変更は非常に複雑で面倒な検討になりますが、ゼロベースで原点に立ち返り取り組んでいます。

 

私は毎週現場へ行き隅々まで工事の様子を見ます。

 

すると「何でベニヤが2枚張ってあるのだろう?1枚で出来ないものか」と考えます。

 

ベニヤが2枚で材料費が2倍、2枚張る施工費は2倍となれば半分の材料費と施工手間に出来るはずです。

 

ここで半分の施工が可能になったところで2万円程度のコストダウンかもしれませんが、毎週・毎月このような取り組みを続けていれば大きなコストダウンが実現出来ます。

 

ビス1本、釘1本をどう使うか?から見直すのがコストダウンの第一歩です。

 

 

 

 

 

初任給30万円超え

2025.10.26

世の中では賃金アップの風潮にあり上場企業の初任給は30万円超えというのが常識の時代になりました。

 

弊社の初任給は上記の金額までは届きませんが、近年の流れを考慮すれば25万円程度は必須であるように感じます。

 

しかし現実的に能力を持たない新入社員に25万円支払う対価として仕事量が見合うかと言えばそうではありません。

 

仕事の進め方を教え作業を依頼しますが25万円相当の仕事はこなせないのが現実です。

 

未来への人的投資と考えるしかありませんが、企業の負担が増えるのは明白であり私達のような中小企業は負担が大きいのも事実です。

 

また、新入社員だけの給与を上げる事は出来ないので既存の社員に対してもそれなりのベースアップは必要であり、企業負担が大きくなりつつあります。

 

私達の給与体系は一般企業と異なる年俸制なので、社員1人1人が会社と自身の給与を交渉し決めています。

 

年俸制を取り入れてから28年が経過します。

 

「私は〇〇円欲しいです」

 

「では、この仕事を任せますが出来ますか?」

 

「はい出来ます」

 

「では要望はOKなので契約ですね」

 

とこんな感じのやり取りがあります。

 

社員一人一人が自身の収入を自分で決められるのが弊社の給与体系となっており、この方法だと離職率が低くなるように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

住宅産業は衰退産業?

2025.10.25

日本は少子高齢化や過疎化という問題や都市集中型の人口形態により地方の住宅建築というビジネスは衰退産業であると考えています。

 

年間住宅着工棟数が100万戸を大きく超えていた時代は終わり90万戸・80万戸と右肩下がりの着工数は毎年続き50万戸にまで落ち込むと予想するアナリストも存在します。

 

大まかには、住宅産業全体のパイが半減するイメージであり尋常な数字ではない状況に関係者は危惧しています。

 

しかしこの状況を変える事は誰にも出来ません。

 

私達のような地方の零細工務店はこうした状況でも受注し会社活動を続けなればならず、非常に厳しい道が待っているのは間違いありません。

 

私は楽観主義者なので「着工数が半分になるのなら会社の規模を半分にすればいいんじゃないの?」と考えます。

 

当たり前ですが、衰退産業で業績を毎年アップさせるのは非常にハードルが高く現実的ではありません。

 

市場原理に基づいてマーケットに合わせた企業活動が自然であり、無理をすれば大きな困難が待っているのは明らかです。

 

私はビジネスで勝負しないタイプなので市場に合わせた経営を地道にコツコツと進めます。

 

また、本業が厳しいのであれば副業で稼げば良いという考えも持っており、住宅建築業の他にいくつかの事業も手掛け本業の業績不振の時を想定し準備しています。

 

悲観的な日記になりましたが、住宅産業だけでなくどの産業も同様に厳しい時代が待っているように感じます。

 

私は楽な道よりも険しい道を選ぶ経営者なので、不況の足音が聞こえても何の心配もありません。

 

その理由は事前に今の状況を予想し全ての準備を完了しているからです。

 

備えあれば憂いなし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

年末点検と定期的なメンテナンス

2025.10.24

10月から年末にかけて3か月の間、毎年恒例の年末点検を行っています。

 

今まで建築させていただいたお客様より弊社アプリを通じて年末点検希望日と気になる内容をお知らせいただき、弊社スタッフがお伺いします。

 

予想では3か月間で約50件のお宅へ伺い様々なメンテナンスを行います。

 

屋根や外壁の状態確認、エアコンや給湯器の動作確認、排水の詰まり確認、換気システムのチェックなど

 

その結果、給水・給湯止水栓のパッキン交換、エアコンや給湯器の交換、排水詰まりの清掃などが必要な場合はお見積りします。

 

メンテナンスの費用を算出し確認いただき後日工事となります。

 

特にエアコンや給湯器は故障してから修理や交換となる場合、数日~1週間程度機器が使用できなくなります。

 

真夏にエアコンが使用できなくなったり、給湯器が使えなくなれば浴室も数日間使えない問題があります。

 

このような問題を避ける為にも耐用年数を超えた機器について故障前の交換もご提案しています。

 

エアコンや給湯器は15年以上故障せず使えるケースも多くあります。

 

しかしメーカーの保証期間は5年~10年程度であり、耐用年数は10年から15年位が目安のように感じます。

 

弊社で20年以上前に建築し給湯器やエアコンの故障が一切ないお宅もありますが、電力の消費量などを考慮すれば、適切な時期に交換も必要です。

 

 

 

 

新築マンションは億超え

2025.10.23

東京都内の新築マンションの価格は軽く1憶円を超えているようです。

 

仮に1憶円を金利1%で35年返済すると月の返済額は30万円弱になります。

 

夫婦共働きだったとしてもある程度の高収入でなければ月30万円返済するのは厳しく感じる金額です。

 

上場大手企業に勤務していれば不可能ではない返済金額ですが光熱費や生活費、教育費などを考えれば決して余裕のある返済ではないと考えます。

 

私達の住むエリアではマンションに比べ戸建ての住宅を選択するケースが多いように感じますが、土地と建物を高崎周辺で取得しようとすると近年は5000万円前後になるケースが大半です。

 

2020年以前は、土地1000万円前後・建物2500万円~3000万円で総額3500~4000万円で資金計画する方が多いように感じましたが今は5000万円がひとつの目安になっているようです。

 

土地の価格上昇はわずかですが建物の建築費が3割程度上昇しているのが価格上昇の原因です。

 

5000万円を金利1%で35年返済すると月の返済額は15万円弱となりますが、この金額も地方で働く方からすれば「月15万はきついな・・・」と感じるかもしれません。

 

都内は1億越え地方は5000万

 

夢のマイホームを手に入れるはずが本物の夢で終わってしまう可能性がある世の中になりつつあります。

 

私は自宅を8年前に建築しましたが、この頃の建築価格は上昇する前でした。

 

建築価格が上昇を続ける昨今「いつ建てればいいのか?」という質問に対し私が考える答えは

 

確かに建築価格は高いように感じますが、今後も下がる要素はないので取得したい時期に建築するのが良いと思います。

 

金利は上昇傾向にありますが、今は低い35年固定金利で借り入れしておけば今後起こりえる金利上昇対策も可能です。

 

建築価格は高止まり金利も高い状況では手が出なくなってしまうので金利の安い今、長期の固定金利で借り入れするのが得策のように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

こだわり住宅の建築費

2025.10.22

いつもオカケン日記をご覧いただきありがとうございます。

 

毎日配信する私の日記を見て「こだわりの家造りをする会社があるものだ」と感じる方もいると思います。

 

弊社の家造りは、住み心地に妥協がありません。

 

どのような住宅でも決められた予算があるので、予算内で最良の住宅を造りたいと考えご提案しています。

 

しかし、「金額が高いのでは?」と感じる方は少なくないと思います。

 

確かに弊社の造る住宅の製造原価は高額になりますが、会社の利益を必要最小限に抑えお客様へ提示する建築費を抑えています。

 

なので、大手ハウスメーカーが造る一般的な住宅と同程度か少し安い位だと認識しています。

 

 

1年を通じ快適で家族が健康的に暮らせる

 

光熱費を最小限に抑え経済的

 

インテリアや間取りを自分の思うままに出来る注文住宅

 

きめ細やかなアフターサービス

 

を実現するのが弊社の家造りです。

 

 

創業時私はこんな思いがありました。

 

それは「世の中にない住宅建築会社にしたい」でした。

 

それが実現出来ているか?は分かりませんが、最良の家造りと最良のアフターサービスを常に目指しています。

 

住宅を受注する為に一生懸命な会社も存在しますが私達はそうしません。

 

私達は家造りとアフターサービスにフォーカスし堅実に一歩づつ実行する集団です。

 

 

 

 

 

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