占いを信じるか?

2025.10.9

私は占いを調べもしなければ、信じるタイプでもありません。

 

しかし数か月前、ある動画を見て「確かにそうなっているけど本当にそうなのかな?」と感じた出来事がありました。

 

その占いでは、2025年から人生が一変し47年ぶりに全てが別の方向へ導かれるというものでした。

 

私はこの動画を見て半信半疑でしたが、今まで56年間の人生を振り返り思い当たる節がいくつもあったので「もしかしたら、この占いのようになっているのかもしれない」と思うようになりました。

 

内容の詳細についてはお話しませんが、47年間我慢してきたものが全て解き放たれ新しいステージへ進化するというものでした。

 

私は3人兄弟の長男として生まれ幼い頃から親に「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われて育ちました。

 

そうした教育からか社会人になっても我慢する性格が身に付き会社を創業した後も我慢する経営は続きました。

 

自分にとって不都合や不利益があっても会社の為に我慢し続けて29年が経過したのです。

 

しかしこの占いによれば、今までの我慢は必然であり人格形成上必要な試練だと言います。

 

そして今年から我慢する必要は一切なくなり新しい道が開けるという内容でした。

 

信じるか?信じないか?は人それぞれですが、私は貴重な参考意見として頭の中に入れておこうと考えています。

 

私は自身の事よりも親・兄弟・会社・家族を最優先し生きてきました。

 

自分の気持ちを押し殺し相手の為になれば、自身の不利益は我慢した56年間でしたが、今年から我慢しないと決めました。

 

今までの人生が別の方向へシフトしているように感じます。

 

 

 

ウッドデッキ材

2025.10.8

ウッドデッキと聞くと「木材の耐久性は大丈夫なの?」と心配になる方も少なくないと思います。

 

木材でウッドデッキを造る場合、雨が直接かかる部分の耐久性は劣ってしまう問題があります。

 

しかし出来るだけ雨がかからないよう屋根を配置し耐久性の高い木材を採用すれば、それ程心配する事はありません。

 

このお宅はウッドデッキのほぼ全てに屋根がかかっています。

 

階段部分は雨の降り方によっては多少濡れるかもしれませんがデッキ全体には屋根があり雨が直接かかりません。

 

これが弊社で採用するウッドデッキの材料です。

 

インドネシア方面から輸入されるセランガンバツという木材です。

 

非常に硬く重い木材であり、水の中に入れると沈む位重量のある木材で別名鉄木とも呼ばれています。

 

セランガンバツは船の甲板にも採用される耐久性の高い樹種です。

 

一般的な松や杉に比べると価格は3倍程度と高価なので採用する建築会社はごくわずかです。

 

大半の建築会社が松や杉の樹種を選択しますが、私達は耐久性を第一に考え高価であってもセランガンバツをお勧めしています。

 

セランガンバツの耐久性は群を抜いており無塗装でも全く問題ありません。

 

価格が高いというデメリットはありますが、木材納入業者さんの協力で大量仕入れにより価格を出来るだけ抑えています。

 

 

 

 

 

 

室内通気層の仕組み

2025.10.7

弊社で造る住宅は室内の壁や天井裏の空気が移動する仕組みになっています。

 

外壁面には羊毛の断熱材が施工されプラスターボードとの間に隙間を作ります。

 

壁の下には床合板に穴が開いているので、床下の空気が壁体内へ移動します。

外部面の通気層や間仕切りの部分にも床下の空気が動くよう床に穴が開いています。

 

羊毛断熱材を入れる前の様子です

 

筋違いと間柱の奥に見えるのは外張り断熱で内断熱で、柱の間に羊毛断熱を入れれば内外ダブル断熱になります。

 

床に横長の穴があり、この部分から床下の空気が移動し天井面に上がります。

 

 

壁から上昇した空気は天井の石膏ボードの内側を移動します。

 

天井セルロースファイバー断熱300ミリを施工した下部に通気層があります。

 

床下~壁体内~天井裏まで空気が移動し床下で冷暖房された空気は室内側の通気層を通過する過程で輻射熱として室内へ熱が放出され快適な室温になります。

 

床下の空気は屋外から新鮮空気が導入されるので常に綺麗な空気が内装材の内側を循環しています。

 

こうした室内空気層の仕組みは簡単ではありません。

 

独自のノウハウと施工実績が必要になります。

 

 

 

 

 

 

玄関クローク

2025.10.6

玄関クロークを設ける住宅が近年増えています。

 

建築面積には制限があるので玄関クロークを広く取れない場合もありますが、あると非常に便利なスペースです。

 

このお宅の玄関クロークは玄関ホールから見えにくい位置にクロークの入り口があります。

 

ヘリンボーンの自由扉の奥が玄関クロークです。

 

南面に小さな窓があるのでクローク内も明るくなっています。

 

このスペースには、家族の靴はもちろんコートやゴルフバック、ベビーカーなども収納出来るので玄関内がスッキリ片付きます。

 

靴のまま入り靴を脱いで室内へ入るよう設計するお宅もあるので、生活スタイルに合わせて玄関クロークをご提案出来ます。

 

 

 

 

独創的な外観

2025.10.5

私達が得意とする建物の外観です

大屋根・深い庇・ウッドデッキ・太柱・板張りの外壁・大きな窓は北米のログハウスをモチーフにしています。

 

このような外観の家を街で見かけた時「あれってオカケンの家じゃない?」と弊社を知る方は感じるかもしれません。

 

こうした住宅を建築する会社は多くないので独創的な外観になります。

 

実際には同業他社も建築出来ますが、建築コスト面や設計や施工の面倒さなどの問題があり建築したがらないのかもしれません。

 

私はこのような外観の住宅が大好きなので、どのような問題があろうとも1つづつ克服し設計し建築しています。

 

 

 

 

 

年末点検が始まりました

2025.10.4

今まで建築させていただいたお客様の家に伺う年末点検は毎年10月から12月までの3か月間で行っています。

 

毎年60件から100件程度のお宅に伺いますが、主な内容は不具合の修理や調整などに加え排水やエアコンドレンパイプの詰まりなどもチェックします。

 

年末点検の依頼は弊社のアプリから点検希望日と要望や修理する内容をお知らせいただきます。

 

点検の日時を調整し出来るだけ希望する日時に合わせお伺いしています。

 

事前に内容をヒアリングしているので用意する道具や部材を持参しその場で修理したり、当日修理出来ない場合は後日専門業者さんが対応します。

 

玄関や室内ドアの調整、給水・給湯配管の漏れがないか?排水詰まりのチェック、エアコンや換気の修理や点検などを行います。

 

壁・天井クロスの隙間シーリング、無垢床板の傷修理、床鳴りの改善なども行っています。

 

住んで気になる部分を改善するのが年末点検の目的であり訪問修理や調整は全て無料です。

 

こうした取り組みは創業から29年間続けています。

 

建てたら建てっぱなしの業者も存在しますが、私達は建てた責任を持ちアフターサービスする正直工務店です。

 

年末点検にかかる人件費や協力業者さんに支払う手間賃は全て弊社持ちであり、点検するお宅が多ければ多い程会社の出費は大きくなりますが継続しています。

 

お客様の立場になれば当然の行です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

地方の住宅建築業界の今

2025.10.3

地方の住宅建築業界は4月の建築基準法改正以降着工棟数が大きく減少しています。

 

木造住宅の建築確認審査が厳格化され構造計算する場合、申請後2か月程度の審査期間が必要になります。

 

このような状況から4月から7月までの着工数は大幅に減り8月以降も着工数が上振れする様子はありません。

 

また、製造原価の高騰により木造住宅の価格は日々上昇しており現在坪100万円以上、大手メーカーでは坪120万円や150万円という話も聞くようになりました。

 

価格アップは避けられず、弊社も例外ではないので1棟1棟積算し必要最小限の利益をプラスしてお客様へ建築費を提示しています。

 

私達に出来るのは、会社の固定経費を抑え無駄な支出をしない位しかありません。

 

私は毎週現場へ行き家造りの状況を隅々まで見ています。

 

現場に行くと「この造り方ではなく別の方法もある」や「あの素材に変更した方がコストダウンできる」とアイデアが浮かびます。

 

こうしたアイデアを会社に戻って方眼紙に書き込みコストダウン可能か?検討しています。

 

現在、天井と壁の断熱・気密について省力化出来るアイデアがあるので具現化出来るか積算中です。

 

住宅業界は不景気ですが企業努力で出来る事はまだまだあります。

 

下を向かず上を向いて新しい住宅造りの方法を模索する日々は続きます。

 

 

 

 

 

 

住宅の性能にこだわる理由

2025.10.2

私達が高性能住宅を建築し性能にこだわるのは理由があります。

 

それは、そこに暮らす家族の健康維持と快適さや省エネ性が家造りで一番重要だと考えるからです。

 

住宅を建築する動機は人それぞれですが、大きな理由は家族の幸せを実現する為であると考えます。

 

人は健康でなければ幸せを感じませんが、快適な住空間で健康を維持できれば幸せを感じます。

 

健康を維持するには、各室の温度差が少ないのはもちろん結露がない家である必要もありますし、寒さや暑さを感じにくい断熱性能も必要です。

 

適度な室温と湿度を保ちつつ四季を通じ快適な室内空間を実現する為には高断熱・高気密・計画換気・日射遮蔽・適切な冷暖房も必須です。

 

私達はこれらすべてにおいて家造りに取り込み人が感じる快適さを追求する工務店です。

 

こうした住宅は製造原価が高額になる問題もありますが、会社の経費を極限まで抑え建築希望者の手が届く価格にコストダウンしています。

 

私は家造りをビジネスと捉えていないので、会社に大きな利益が出なくても良いと考える変わり者の経営者です。

 

住んで快適であり家族が健康を維持出来、幸せを感じながら省エネで経済的に豊かに暮らせる住宅が建築出来ればそれでいいのです。

 

数多く建築したところで、ただそれだけの事

 

利益が大きく出たこところで、ただそれだけの事

 

変人経営者の挑戦は続きます。

 

コンパクトに建て広く活用

2025.10.1

住宅の広さに基準はなく人にはそれぞれの価値観の広さがあります。

 

家族人数によって住宅の広さは変わりますが、近年の特徴は30坪前後の広さが多いように感じます。

 

平屋のように見える家ですが、よく見ると2階にも窓があります。

 

急こう配の屋根にすると三角の部分を室内として利用出来ます。

 

床面積を出来るだけ抑え有効活用出来る部分を利用すればコンパクトでありながら広く使う事が可能です。

 

三角屋根の部分は室内としてフリースペースや収納として利用出来ます。

 

もちろん勾配天井の部分も断熱してあるので、室内が夏季に暑くなる事はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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