地域の工務店のあるべき姿
2025.11.14
私達は地域で住宅を建築する工務店であり、家造りの他にも大切な仕事をしています。
それは、今まで建築させていただいたお宅のアフターサービスです。
定期的なアフターサービスの他に毎年10月から12月にかけて全てのお宅を対象に年末点検を行っています。
この年末点検では、アプリを通じお客様から気になる点や不具合などを通知いただき日程調整してお伺いしています。
玄関や室内ドアの調整、給湯器やエアコンの不具合チェック、給水や排水の問題解決などがあります。
外壁や屋根の状態なども目視で点検し塗り替え時期などのアドバイスも行います。
天井やクロスの隙間をシールしたり、無垢材の床鳴りや反りなどの修理もその場で対応しています。
照明器具やレンジフード、IHヒーターなどの住設設備の交換も状況を見て積算し後日交換対応します。
住宅はどれだけ丁寧に造っても必ず不具合や機器の故障が発生しますので、建てた後のアフターサービスは非常に重要です。
私達はお客様の立場になり住宅を建築しアフターサービスしています。
こうした行いは当たり前のようですが、当たり前に出来ていないのが今の建築業界のように感じます。

よく聞く話で「建築屋さんに連絡したのですが、1週間音沙汰なしなんです」というケースがあります。
私達の感覚からすれば、ありえない事例ですがこれが一般的なのかもしれません。
弊社ではお客様のお宅で何か問題があった場合、今行っている仕事を一旦止めて問題の対応を優先します。
早ければ当日伺い修理出来る場合や現状を把握し近日中に対応しています。
地域の工務店のあるべき姿とはこういうものだと私は認識しています。
