住宅の住み心地はどこも同じ?
2026.11.2
弊社へ住宅建築の相談に来た方がこんな話をしていました。
「昔の住宅はすきま風が入る寒い家だったけど、今の家はどれも暖かいんですよね?」
この問いに対し私はこんな回答をしました。
確かに住宅は高性能化していますので、昔に比べればすきま風が入るような寒い家はほとんどありません。
しかし、断熱性能が低い住宅は冷暖房器具を設置しないと快適には過ごせませんし、光熱費が高額になる可能性があります。
住み心地は個人差があるので、どこまで高性能化すれば快適に過ごせるのか?という問題があります。
そこで暮らす人が必要でなければ、高い断熱性能は不要です。
どのような快適性を求めどのように暮らすのか?をじっくりヒアリングし断熱性能を調整する必要があります。

夏は窓を開けて風を通し、冬は薪ストーブで暖房する暮らしがしたい場合
東西南北方向から風が通るよう設計し、適正な場所に薪ストーブを設置します。
南側の窓もある程度大きくし冬の太陽の日差しをを取り入れ暖房効果を得ます。
このような設計を行えば、そこで暮らす人の理想の暮らしが実現できるかもしれません。
しかし近年の夏は気温が40℃近くになる日も多いのでエアコンを上手に利用し、建物の断熱性や気密性を高めておく必要もあります。
気密性能0.3~0.5
UA値0.3~0.35
この位の数値の高性能住宅であれば、快適に過ごせます
