群馬県の気候に合った住宅とは?

2018.10.29:

群馬県と言っても北部と南部では気象条件が異なります。

私達が施工しているエリアは県の中央に位置しているので、高崎を中心に話をします。

県中央部は日本国内でも夏季には35℃を超え40℃に近づく日が続き、沖縄よりも気温が上昇するエリアです。

冬季の降雪は少ないものの、からっ風が吹くと体感温度は0℃を下回る寒い地域でもあります。

夏は暑く、冬は寒い群馬県内エリアでは、どのような住宅が向いているのかを解説します。

一見住みずらいように感じる群馬県ですが冬季の日照率は国内トップクラスです。

この冬の太陽の光を利用しつつ、超高断熱化した構造にすれば冬は快適な室内空間を造れます。

夏は、日差しをカットする庇を設け室内に直接日光を入れないよう設計すれば、夏季も快適に過ごせます。

問題なのは、冬の湿度対策です・・・

北海道や東北地方、新潟などは降雪がありますが、雪があまり降らない群馬県は冬季に室内が過乾燥します。

この対策としては、室内の湿気を換気により排出するのではなく、第一種全熱交換換気により湿気を室内へ戻してあげる必要があります。

浴槽のお湯は夜間捨てずに、ふたを開けて湯気を排出させ、排出された湯気は換気本体に戻り、熱と湿気を室内へ戻します。

このような仕組みの換気手法を取り入れている会社は県内では皆無ですが、私達は10年前から施工しています。

超高断熱・遮蔽遮熱排熱・換気の3セットがあれば、群馬県内で建築する理想の住宅が出来ます。

最新情報