床板が冷たく感じない住宅の造り方?
2018.11.1:
私は今から約12年前にある問題に直面しました。
それは、どんなに高断熱化した住宅を建築しても1階の床板付近が寒く感じるという問題でした。
この問題を解決すべく、来る日も来る日も考え続けました・・・・
そして、ある年の元旦に「これだ!これで、床板が冷たくならない家が出来る!」と妙案を捻出したのですが、「換気がな~・・・」と換気の問題にブチ当たりました。
タイミングよく、この時にある建材屋のオッチャンがから「長野で床板が冷たくない家を造っている会社があるよ!」と情報が入りました。
私は早速その会社へアポイントを取って行く事になりました。
雪の降る寒い長野駅からタクシーでその会社へ行き住宅展示場へ到着。
そして、室内へ入ると「何なん?この暖かさ?床板が冷たくないけど何で?」と感じた後、社長さんからその会社の工法をレクチャーされました。
そして、私達が建築する住宅の原型になる工法を学んだのです・・・
あれから12年が過ぎ、改良による改良を重ね現在の工法に進化しています。
安易に床下にエアコンを設置して暖房しても、床面の1面暖房では私達の造る住宅のような快適性は実現できません・・・
私達は床面を含めた6面輻射式暖房を取り入れています。
私達は、高気密高断熱住宅を造り続けて10年、その後6面輻射式暖房住宅を造り12年、計22年間のデータや経験値があるのです・・・