投資ブームと国民の生活
2025.02.2:
数年前から世界的な投資ブームにより金や仮想通貨、株式投資などが注目されています。
株式市場ではAI技術の向上などで企業の価値は見直され株価の上昇が続く可能性はあります。
金や仮想通貨の価格上昇についても通貨供給量の上昇により貨幣価値が下がった結果、希少性のある仮想通貨や現物資産の値段が上がります。
つまり資本主義により年2%程度のインフレ目標が続く限り株価や現物資産は上昇傾向にあるのは間違いありません。
しかしこうした投資ブームのより価格は上昇傾向にあるものの私達国民の生活や可処分所得は向上しているか?というとそうではありません。
日本の会社全体の約9割が中小企業であり、上場する大手企業の業績が良く株価が上昇したとしても国民は実感がありません。
中小企業の経営が改善され利益が増大すれば賃金は上がりますが、現実的に黒字経営を続ける中小企業は多くありません。
また、電気料金やガソリン価格、食料や日用品価格の上昇により国民の支出は増え続け、可処分所得は下落し続けています。
つまり、世の中は株価上昇により好景気のように見えますが給料はそれ程上がらず支出は増え手元に残るお金はごくわずかなのが今の国民の姿のように感じます。
私がこんな話をしたところで改善する事は何もありませんが、世の中を直視し自身が出来る事を模索する時期に来ているように感じます。
どんな世の中でも考え1つで好転する可能性はある!
私は約13年前にある仮説を立てました。
それは世の中が不況になった時どうすべきか?でした。
「モノが売れずサービス業も不況になり住宅建築も先送りになったらどうしよう・・・」
このままでは世の中の濁流に流されてしまう可能性が高く自力で陸地に這い上がれる方法とはどのようなものなのか?と考えました。
すると1つの方法が頭に浮かびました。
それは、世の中の景気に左右されにくい事業を立ち上げ住宅建築業以外で所得を得る方法でした。
あれから13年が経過し新しい事業は軌道に乗り住宅建築業界が不況になっても私個人や住宅建築会社が存続出来る準備が出来たのです。