高性能住宅を体感

2025.09.7:

前回からの続きのお話です。

 

私は「夏は涼しく・冬は暖かくと言うけど本当なのか?」と疑心暗鬼でしたが、高性能住宅に入り体感してみると

 

「確かに一般的な住宅とは全く異なる」と感じました。

 

これで手ごたえを感じた私は高性能住宅の受注を開始し、1棟目の高性能住宅が完成して現場見学会を行う事になりました。

 

施工現場に近い住宅地へ大工数人でチラシを持ち1件づつインターフォンを押し「こんにちは!見学会へ来て下さい」と1枚つづチラシを配布しました。

 

今では考えられない行動ですが当時の私は真剣そのものです。

 

そして土日2日間の見学会を行い来場者に高性能住宅の説明をしました。

 

私の説明を聞く来場者は皆理解不能でした。

 

断熱が・・・気密が・・・換気が・・・と言われても理解出来ないのは当然です。

 

当時流行っていたは輸入住宅のツーバイフォー工法でこの手の住宅は見た目で判断出来るので分かりやすい特徴がありました。

 

「これは輸入住宅ですか?」

 

「いいえ、違います 断熱と気密が・・・」

 

「よく分かりません」

 

とこんな会話がほとんどで私達が行った見学会のイベントは空振りに終わりました。

 

当時「高性能住宅を理解できる人は今の時代にいないのかもしれない」と感じました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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