窓の性能アップで住み心地は更に上がる!?
2019.10.19:
住宅の開口部にはサッシを取付するのが一般的であり、アルミや樹脂製、木製のサッシがあります。
一般的に採用されているのは、アルミのフレームにペアガラスやLOW-Eペアガラスです。
関東圏では上記のスペックで問題はなく、結露の問題もほとんどありません。
しかし、群馬県の高崎より北や西のエリアでは風や気温の影響によりアルミサッシにペアガラスでは厳しい地域も存在します。
私達はこうした問題を解決する為に数年前から樹脂のフレームに真空のトリプルガラスを全棟採用する事にしました。
当社もそれまでは、アルミサッシにLOW-Eぺガラスや樹脂のフレームにペアガラスを採用していましたが、高崎周辺では何の問題もありませんでした。
しかし、高崎から30分位離れたエリアで施工した物件でいくつかの問題が起こった事もあり、開口部の性能アップに取り組んだのです。
性能アップは非常に良い事なのですが、コストも大幅にアップしてしまう問題もありました。
様々な問題をクリアするべく、全棟採用に踏み切った訳ですが、初めの数棟はコストアップ分を当社が負担して施工していた時期もあります。
上記のサッシを採用した現場へ向かい建物に入った瞬間私は、「これは違うな・・・」と肌で感じたのを記憶しています。
今まで造っていた住宅も十分高性能であり、住み心地の良い住宅でしたが「暖かさの質が更に向上しているな・・・」と感じました。
開口部がこれだけ多くあっても冬寒く感じません。
南に面しているこの開口部からは、冬天気が良ければ大量の日差しが室内へ入り暖房効果を得られます。
もちろん夏季は庇があるので、夏の日差しはシャットアウト出来ます。
価格は高性能サッシの1.5倍~2.0倍の価格ですが、採用する価値は十分にあります。