子世代の住宅建築
2020.04.26:
私には3人の子供がおり、全員成人しています。
私が住宅建築の商売を始めたのは子供が幼かった頃で今から約23年前です。
当時は年間7棟~10棟の住宅を建築していましたが、当時建築したお客様のお子様も社会人となり住宅を建築する時期に入りました。
そして、子供の頃から住んでいた同じ環境を得る為に私達の会社へ住宅建築を依頼してくれる方も現れました。
これは本当に嬉しいお話であり、「良質な住宅だけを建築して良かった・・・」と感じる瞬間です。
実は、こうした現象になるのを23年前に私は予想していました。
「1つの家庭にお子さんが2人いれば、いずれお子様の住宅建築が可能になるかもしれない・・・」と考えていたのです。
しかし、私達の会社をお子様が社会人になってから指名してもらうにはどうしたら良いか?という問題がありました。
そこで、お子様からお年寄りまで全ての人が健康で快適に暮らせる住宅をしようと決断したのです。
こうした住宅はどの人にも共通する不変の価値観です。
数年後には、年間2棟・3棟・5棟と私達を指名してくれる子世代の人達が現れると予想しています。
私達は信頼という未来の種まきをする農耕型住宅建築会社なのです・・・
住宅造りはマーケットから顧客を発掘する狩猟型のスタイルではなく、農耕型が向いていると考えています。
1つ1つの仕事をしっかりと行い、きめ細やかなアフターサービスを積み重ねお客様からの信頼を得るのです。
これは、手間と時間と費用がかかりますが、得られた信用は20数年後に住宅の受注という形で花が咲きます。
地域の工務店のあるべき姿は農耕型であり、住宅建築業はリピートビジネスなのです・・・