住宅建築業界のマーケット
2025.12.25
地方の住宅建築業界のマーケットは昨年あたりから不振が続いています。
原材料と人件費の高騰により住宅建築価格は上昇を続け2020年以前と比較すると、約3割コストアップしているように感じます。
かつて2500万円で建築できた住宅が今は3000万円を超え3500万円に近づく金額になっています。
こうした状況は大手ハウスメーカーはもちろん弊社のような地方の工務店も例外ではありません。
このような状況で住宅建築を検討する方は減り続けているのも事実です。
「今は高いから少し様子を見よう」と住宅建築に踏み切れない方も数多く存在します。
建築費の高騰は円安や建材の価格転嫁などがあり今後も安くなる気配はなく、今後の建築費は高止まりするような状況です。
こうなると業界自体が不況になるのは避けられません。
私は数年前からこうした状況を予想していましたが、ここまで厳しい状況になるとは予想していませんでした。
大手・準大手・中小の建築会社は今後大きな岐路に立たされるのを覚悟する必要があります。

私は会社の売り上げや利益よりもお客様と協力業者さんの信頼関係を重要視してきました。
そのお陰でお客様や業者さんから知人や友人・親戚や会社の同僚の方をご紹介いただいています。
今まで29年間心を込めて家造りに徹しアフターサービスを怠らなかった事で今の受注があります。
今目の前にある仕事に感謝し心を込めて家造りに取り組む日は続きます。
