キャッシュアウトを減らし健全経営
2020.05.18:
会社にはビジネスを通じお金が入りお金が出ていきます。
このお金が出入りした結果、お金が残れば黒字、お金が足りなければ赤字になるのは小学生でも理解出来ます。
しかし中小零細企業のほとんどが赤字なのです・・・
なぜでしょうか?
中小企業の経営者のほとんどが売り上げ増、利益増を目指しているからだと考えています。
「売り上げ増、利益増を目指して赤字になる訳ないだろう・・・」と考えるのが一般的な会社経営者です。
私は23年間売り上げ増や利益増を目標にした事は1回もありません。
その結果、創業から赤字になったのは数回で9割以上の年は黒字になっています。
そして、売り上げ増の目標がなくても創業時から売り上げは現在16倍に伸びています。
つまり、会社の売り上げや利益にフォーカスすればするほど、社員は増え設備も増え固定経費が増大するのです。
もちろん運転資金も足りなくなるので、銀行から借り入れします。
そして事業が順調に進まなくなると新たに設備や人に投資するので、キャッシュアウトが際限なく増大するのです・・・
つまり、会社拡大を目指した結果キャッシュアウトが大きくなり会社経営が難しくなるというロジックにハマってしまうのです。
会社拡大の路線を進まなくても、会社は自然に大きく成長します。
大切なのは、そこに働く社員のやりがいやお客様への満足度、協力してくれる業者さんへの対応です。
ビジネスには、上記3つのキーパーソンしか存在しません・・・
つまり、そのキーパーソンに満足してもらえればビジネスが上手くいくのは言うまでもありません。
私はビジネスについて本やWEBで常に学びます。
そして、その知識を実行し結果を検証する事で、自分のビジネスの血となり肉となり強靭な経営基盤が構築されるのです。