仕事を教えてはいけない!?
2019.01.8:
会社内では上司が部下を教育するのが一般的です。
上司「この仕事は、アレをこうしてココはこうして・・・」
部下「では、ココはどうしたら良いですか?」
上司「ココはこうした方がいいね」
となるのですが、私の教育法は真逆です。
私「この仕事はあなたが担当なので、自分で考えて行うように」
部下「でも、よくわからないのですが、どうしたら良いでしょうか?」
私「それを考えるのがあなたの仕事だよ」
部下「・・・・・・」
とこうなるのが私の教育スタイルであり、ある意味崖から突き落とすような厳しい教育方法です。
こうした教育法は一般的ではありませんが、部下が難しく厳しい仕事を自分で考え自分の方法で処理します。
仕事の処理方法は数多くあるので、結果が良くできれば、どんな方法でも良いのです。
仕事をする前に上司が部下に模範解答を教えていると、いつまでたっても部下は成長しません・・・
私が部下に仕事を任せる最大の理由は、短期間で仕事を習得して欲しいと考えているからなのです。
そして、任せて任せないのも私の仕事術です。
部下の仕事の結果を見て、口を出します。
アレはダメ、コレもダメ・・・今回の仕事は、これが正解と模範解答は仕事の処理後に教えます。
こうする事で少々の失敗はありますが、自分で問題解決し自分で処理する能力は格段に高まります。
こうした教育方法は子供への躾にも似ています。
「これをやっちゃダメよ・・・」
「あれをやっちゃダメよ・・・」
こんな教育では子供は成長しないのは皆様もご存じかと思います・・・
良い上司とは、いち早く部下を一人前にする上司である。
だって一人前になれば、部下の給料はアップし経済的に豊かになるからです。
仕事を教えるのが上司の仕事ではなく、仕事が短期間で出来るようにするのが上司の仕事である!