価格が2倍

2025.06.6:

住宅建築に関わる資材や建材の高騰は今年も続いています。

 

コンクリートは数年の間の値上げが続き、一昔前に比べ2倍以上の価格になりました。

 

コンクリートだけに留まらず鉄筋や人件費の高騰により基礎に関わる工事費用は過去と比べ約1.7~1.9倍になっています。

 

この他に木材、塩ビ材、外装・内装材の全てが値上げされ職人さん不足も相まって、どの業種も値上げはあるものの値下げする業種はありません。

 

私達は出来る限り価格転嫁したくない工務店ですが、会社の利益率をギリギリに設定し会社が赤字にならないよう知恵と工夫で何とかしのいでいます。

 

例えばコンクリートの価格が高騰している昨今、基礎自体の造り方から見直し施工方法や基礎の形状変更も検討しています。

 

基礎内部の独立基礎を150幅の立ち上がりに変更したり、外周部の立ち上がりと土間は一体打ちのコンクリートにしますが、内部の立ち上がりは後で施工する方法も選択するかもしれません。

 

こうする事で屋外から水や虫の侵入は防ぎつつコストダウンが実現出来ます。

 

厳密に言えば、内部の立ち上がり基礎については2回打ちとなりますが、屋外と土間を一体にしているので機能的には問題ないと考えています。

 

協力業者さんから届く見積もり金額で住宅の建築価格を積算すると現在の建築費用は高額になり私の頭を悩ませます。

 

「何か金額が下がる方法はないものか?」

 

知恵と工夫と企業努力でコストダウンする必要があるのは理解しており、私達が出来る事は全てヤル予定です。

 

コストダウン出来ないと思えば出来るはずがない

 

コストダウン出来る道を探すのがプロの仕事である

 

 

 

 

 

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