20年間の固定買取も終了!?
2018.12.30:
太陽光発電システムで発電した電気を20年間固定買取する仕組みも来年度で終了する予定です。
今までは、住宅の屋根に10KW~20KWの太陽光発電システムを取付けて発電した電気を20年間固定単価で売電出来ました。
しかし、こうした仕組みも終わり長期で売電するという概念も変化する事が予想されます。
今後は、太陽光発電システムで発電した電気は①電気を使う②電気を貯める(蓄電)③電気を売電するという考えがスタンダードになると考えています。
例えば、住宅の屋根に5KWの太陽光発電システムと5KWの蓄電池を取付します。
日中天気が良ければ、住宅で使用する電気は東電から購入せず、パネルが発電した電気を利用しつつ、余った電気は売電します。
そして、日中発電した電気を蓄電池にも貯めておき夜間使用します。
こうする事で昼間も夜も電気を購入せずに暮らす事が出来ます。
もちろん曇りの日や雨の日もあるので、発電量が足りないケースは東電から電気を購入する事になりますが、必要最小限の購入で済むと考えています。
私は数年間に「あの時に建てておけば良かった・・・」と感じると配信していましたが、ついに現実になりました。
この実験棟も年間約100万円の売電があり、20年間続く予定です。
100万円×20年=2000万円
もちろん設置コストはかかりますが、こうした住宅は今後建築出来ないのが現実なのです・・・