性能値と体感温度
2026.01.19:
住宅の断熱性能は各社様々であり、超高性能・高性能・一般的な性能の住宅があります。
この断熱性能にはUA値という指標があり、この数値が小さい程高性能とされています。
では数値が高性能であれば、体感温度は快適になるのでしょうか?
答えはNOです
その理由は、断熱性能だけでは人が感じる体感温度が最適にならないからです。
人が感じる温度は室温と室内内装材の温度を足して2で割る必要があります。
例えば
室温20℃
室内表面温度15℃
このケースでは体感温度は17.5℃となります
こうしたケースでは「室温は設定温度に達しているのに少し寒い気がするが・・・」と感じます。
これが現実的な体感温度であり、断熱性能と密接な関係にあるのが暖房の方法です。
こんなケースもあります
室温15℃
室内の表面温度25℃(床暖房や床下暖房など)
この場合、体感温度は20℃となり「室温は差ほど上昇していないものの暖かく感じる」という感覚になります。
もちろんこの他に気密性能も重要ですが、次回詳細を説明します。

弊社では床下空間を暖房し暖めた空気の上昇気流を利用し床・壁・天井など内装材の温度を上げ輻射式暖房しています。
こうした暖房の方法は室温をそれ程上昇させる必要はありません。
感覚的には「寒くないけど、何で?」という暖かさです。
住宅性能であるUA値にだけに固執しても体感温度は快適になるとは限りません。
UA値+暖房方法の選択も非常に重要です
