職人さんの仕事を見て話し合う
2026.07.30:
住宅建築現場で作業する職人さんの仕事を私は隅々までじっくり見ます。
例えば大工工事の床板を張るある現場では
大工さんは無垢の床材を張っており、幅が少しづつ異なる床材を隙間が出来ないよう施工しています。
私が無垢の床板を張る時は、梱包から床板を取り出し木目と幅のばらつきを確認します。
無垢の床板は幅が微妙に異なるので、まず3種類の幅に選別し木目のバランスも考えます。
150幅の床板なら146と148と150幅に選別して146の幅の板の列は全て146で張り、次の列は148の幅を張るという手順です。
こうした張り方にすると床板を張った際の隙間はほとんどありません。
もちろん木目のバランスを見ながら全体に違和感がないよう床板を仮置きし並べ問題なければ張ります。
しかし、過去にこのような施工をしていない大工さんも存在しました。
私「何で床板の隙間が出来る張り方をしているのですか?」
大工さん「無垢だから隙が出来るのは仕方ないんだよ」
私「そうではありません、まず床板を選別し・・・・」
上記のような施工方法を指示し、その後作業の方法を私の指示通りに変更したケースがあります。
現場の職人さんの腕は非常に高いのは理解しています。
時には施工方法に問題がある場合があるので私は職人さんの仕事をじっくり見て口を出します。

職人さんの仕事を見て私は自分の考えや意見を伝えます。
過去40年間このスタイルですが、最高の仕事をする為に職人さんと納得するまで膝を合わせ話し合う必要があります。
最善・最良の仕事をするには、それ位の気構えがないと出来ません。
