会社の休眠は可能か?
2020.10.26:
会社の経営状態が極めて悪くなった時に全社員を解雇して会社を休眠させる経営者も存在します。
マスコミで話題になったリムジンタクシーがこうした手段に打って出ましたが、この会社では一時的に解雇するものの状況が好転した場合再雇用するという方法を取りました。
しかし、こうした手段では失業保険が適用にならず解雇された従業員は収入がゼロになってしまうのです。
現在非常に厳しい経営状況に置かれている中小零細企業は星の数ほど存在します。
私達のような地方の零細工務店も例外ではありません・・・
さて、では私は今回の危機に対しどのように考え対策しているのか?ですが
①社員のリストラや解雇はしません
②私の役員報酬を大幅にカット又は全報酬を辞退します
③会社のキャッシュアウトを全力で減らします
④会社で加入している生命保険の途中解約をしてキャッシュを確保します
⑤倒産防を解約しキャッシュを確保します
⑥私個人の有価証券、現金を会社に投入します
⑦それでも会社存続が難しいなら、私の家を売却し会社に投入します
⑧会社が所有する土地と建物を私が持つ不動産投資会社に売却し返済の費用をゼロにします
⑨ここまでやっても会社存続が危ういなら全社員に給料の減額を求めます
以上①~⑨までの段階で危機を乗り切る準備は出来ています。
一番始めに社員を解雇するような事はしません。
なぜならは、社員は私の家族のようなものなのです・・家族を簡単に解雇する親はいないと思います。
この朝日のように明けない朝はありません。
冷静な判断と、身を切る気持ちを持ってビジネスに挑むのも私流です。