川下から川上を変える!?

2019.03.22:

現場で使用する木材や建材を無駄に使わないようにする為にはどうしたら良いか?という問題が住宅建築業にはあります。

 

 

 

この様なケースでは、「大工さん、無駄に木材や建材を使わないで下さいね・・・」となるのが一般的なパターンです。

 

 

 

 

これは、水上から水下を変える方法であり、私の考えとは異なります。

 

 

 

私なら水下から水上を変えます・・・

 

 

 

水下から水上を変える????

 

 

 

 

その方法とは、一般的に大工さんに支払うのは大工手間のみですが、産業廃棄物の処分費も大工さんへ支払うのです。

 

 

 

こうする事により大工さんは木材や建材のゴミが少なくなるように工夫して材料を使うようになります。

 

 

 

細かい部材も産業廃棄物にせず節約して使う事になる、結果的に最小限の木材や建材で住宅が出来る訳です。

 

 

 

この他にも部材を注文するのは私達ではなく、大工さんが注文する仕組みも取り入れています。

 

 

 

こうする事で、無駄な部材を注文するのも防げるのです。

 

 

 

その理由は、余った部材については大工さんが次の現場へ移動するので、なるべく余らないように大工さんが材料を注文するようになっています。

 

 

 

だって、ゴミが多く出れば大工さんの産業廃棄物の支払いも増え、余分に注文すれば材料の移動も自分でしなければならないのですから・・・

 

 

知恵と工夫でコストダウンは可能になります。

 

 

 

発想を転換し物事を逆の方向から見るのも解決の近道であったりするのです・・・

 

 

 

 

 

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