自分がやりたい仕事と会社から与えられる仕事は違う

2019.10.20:

自分がやりたい仕事とそうでない仕事があるのは、会社に勤務している人なら感じていると思います。

 

 

例えば

 

 

「私はお客様との接客がしたいのに、いつまでたっても現場の雑用ばかり・・・」と感じている人がいるとします。

 

 

 

これは、自分がやりたい仕事が接客なのに対し、会社から与えられる仕事は現場の仕事だった訳です。

 

 

 

こうしたギャップが発生するのには理由があります。

 

 

 

それは、その社員が接客出来るレベルに達していないのです。

 

 

 

つまり、接客の経験も少なく話術も上手くなく、知識も乏しいのです・・・

 

 

 

こうした社員に接客をさせる訳にはいかないので、現場の仕事から少しづつ経験を積んで接客出来るレベルに達すれば、現場担当から接客担当に異動となる訳です。

 

 

 

私達のような住宅建築業なら設計、積算、インテリアコーディネート、土地に関する知識、建築基準法、住宅の性能に関する知識などがなければ接客出来るレベルではありません。

 

 

 

つまり、その道のエキスパートでなければ建築のプロとしてお客様へのアドバイスは出来ないのです・・・

 

 

 

当社でも現場経験を10年程度積んだり設計の業務を10年程度積んだ者のみがお客様担当になります。

 

 

 

5年程度の現場経験者がお客様と接客する会社もあるようですが、当社ではそうしていません。

 

 

 

その理由は、経験の少ない者に中途半端な知識でお客様に接客するのは失礼だと考えているからなのです。

 

 

 

 

家造りには様々な知識が必要であり、住宅建築業に10年携わっていたとしても経験が豊富とは言えません。

 

 

この私も小学校1年生から高校3年生までの12年間大工の見習いをして、現場監督を8年、大工経験2年、会社社長を20年経験してやっと今の立場になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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