エアコンの室外機を数えると・・・

2020.08.9:

住宅展示場では、家造りで勉強になる部分があります。

 

 

それは、展示場の屋外にあるエアコンの室外機の数を観察する事です。

 

 

エアコンの室外機を観察する???

 

 

建物の大きさや形状によりエアコンの数は各社異なりますが、室外機が多ければ多い程電気料金は高くなる傾向にあります。

 

 

つまり、室外機の数でその会社が建築する住宅の光熱費がある程度予想出来ます。

 

 

例えば40坪3LDKの一般的な住宅の場合

 

 

1階のリビングに1台+2階の各室に3台ならば、計4台のエアコンとなり室外機も4台になります。(1台の室外機で内機が2台のケースもありますが・・・)

 

 

夏季に4台のエアコンが稼働すると、消費電力と運転時間を計算すれば電気料金は簡単に出ます。

 

 

もしも、上記の建物が1台のエアコンで家を丸ごと冷房出来るとしたら、冷房にかかる電気料金は約1/4となり超省エネな住宅です。

 

 

住宅展示場に行く機会があったらエアコンの室外機の数を数えてみましょう!

 

 

そして、こんな質問をしてみましょう。

 

 

「御社の造る住宅は夏季の冷房にかかる電気料金は月おいくらですか?」と・・・

 

 

この質問に答えられる建築業者はほとんど存在しません。

 

というか、電気代が高額になるので言えないのかもしれません。

 

 

 

当社実験棟には2台のエアコンが設置してあります。(最近もう一台追加して実験中)

 

 

1台は床下に設置してあり暖房専用で、1台は2階のホールに設置し冷房専用です。

 

 

もちろん、1台のエアコンで家を丸ごと冷房可能な住宅ですので超省エネです。

 

 

 

 

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