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保育施設お引渡し①

2025.04.30

7月に着工した保育施設が3月にお引渡しとなりました。

保育室3部屋、職員室、相談室、ランチルーム、給食室で構成された保育施設となります。

内部を少しご紹介したいと思います。

 

メインドアは無垢のドアを採用しました。

当社のスペックに合う断熱性能の高い施設用の無垢引戸はどのメーカーも取り扱いがなかったので、住宅で使用するドアを建具屋さんが加工して取り付けしました。

木の柔らかい質感をメインドアに採用したいという園長先生の強い思いを実現したく、通常ドアとして使うものを引き戸にする為、納まりを考え、建具屋さんと何度も打ち合わせをしてピッタリ納めることができました。

 

エントランスホールに入るとアクセントクロスのターコイズグリーンが一面に広がります。

園児が朝登園して親から離れる際に、不安な気持ちを少しでも落ち着かせるよう癒しの色をチョイスしました。

 

 

エントランスホール正面のお部屋はランチ&プレイルームです。

北面の壁はアクセントにアプリコット色のクロスを貼りました。

ここでは園児達がみんなで給食を食べたり、お遊戯の練習をしたりする共有スペースです。

吹き抜けにすることにより、天井高がとても高く開放的な空間となりました。

 

そして南の壁は造作の鏡ドアを取り付けしました。

少しでも空間を広く見せたいという園長先生のご希望で全面鏡張りの壁になりました。

お遊戯の練習をする際にも園児たちが鏡で自分の動きを確認できるので、スムーズに練習ができそうです。

園児が危なくないようロールスクリーンを取り付けしているので、普段はロールスクリーンをおろしてライムグリーンの壁になります。

 

来週は保育室のご紹介をさせていただきますので、お楽しみに!

 

Arai

 

 

ウッドデッキは必要か

2025.04.26

当社で建てる家のほとんどの場合、大小に関わらずウッドデッキが設置されます。

ただ、年々設置費用が上がっており、本当に必要なのか予めよく考える必要があると感じます。

 

ウッドデッキは下に土間コンクリートを打設し、その上に色々と工夫をしたウッドデッキを組立て、さらにその上には屋根を設けます。

この様にする事で長年に渡りメンテナンスが不要で劣化しにくいウッドデッキになります。

 

例えば

奥行が1.35M 幅が7.3M 約10㎡のウッドデッキを造った場合

土間コンクリート工事で約10万円

デッキ材料費と工事費で約70万円

柱が2本必要だとして金物などを含め12万円

屋根の材料費(垂木・野地板・破風板)と組立費として25万円

屋根材を葺くのが15㎡として約8万円

軒天、板金破風板、軒樋、縦樋で20万円

ざっと145万円掛かる計算になります。

※ウッドデッキが無くても庇は設置するので実際は差額として100万円くらい掛かるイメージです。

 

 

明確な使用目的があればもちろん良いと思いますが、年に何回も使わないという事であれば、掃き出しサッシから外へ出る為だけのステップがあればOKだと思います。

もし1年に2回しか使わなかったとして、35年間で割ると1回あたりの使用料は2万円になります。

高いですよね。

なんとなく、「あったら良いかなー」なんて場合はもう一度検討する事をお勧めいたします。

 

 

ただ、ウッドデッキがあると外観の雰囲気はとても良いですよね。

 

tanaka

実験棟のレンタルスペース始めました!

2025.04.23

当社事務所南側にある実験棟ですが、当社が造る住宅の性能をお客様に知っていただく為、見学や宿泊体験で使用していました。

もっとお客様に当社の住み心地の良さを知っていただきたく、この度レンタルスペースとして貸出する事になりました。

詳細はホームページ上部のバナー『RENTAL SPACE』から入っていただくとご覧いただけます。

『RENTAL SPACE』詳細

 

ご利用目的はワークショップ、撮影スペース、会議となります。

それ以外の目的で利用したいことがありましたらご相談ください。

ご友人と一緒にハンドメイド作りを楽しんだり、インスタやYOUTUBE用の撮影に使ったり、地域の役員会議で利用したりなど、幅広い世代の方に利用していただきたいと思っています。

ご予約はホームページやアプリのメールフォームよりお願いします。

ご予約メールフォーム

※お電話でもご予約承ります。

 

 

 

Arai

 

 

 

飛びこみ営業に注意!

2025.04.19

最近OBのお客様から飛び込み営業(訪問販売)がたくさん来るというお話をよく聞きます。

 

内容とすると

・太陽光や蓄電池の営業

・外壁の塗り直しの営業

をはじめ、中には一瞬営業なのか分からない下記の様なものも

・屋根瓦がズレてい様に見えるので調査してみましょうか?

・エコキュートの点検をやっていますので見せて下さい

・床下の無料点検をしています

 

などが多い様です。

話を聞いてしまうとお得感があったり、不安になってしまう事もあるかと思います。

しかし一概には言えませんが、ほとんどの場合はお断りするのが無難だと思います。

 

特に不安を煽ってきたり期間限定で値引きがある様なお話は全てお断りした方が良いと思います。

絶対に玄関ドアを開けずにテレビフォンで対処する様に致しましょう。

 

ニュースなどでも工事をしてから高額な請求が来て困っているなどの話も聞きますし、訪問する営業マンほとんどの場合フルコミセールス(完全歩合制)です。

 

まず、お客様のお宅の事を心配したりお客様の為にと考えて訪問はしていません。

自らの利益の事を最優先しているという事を念頭に置いておきましょう。

 

もし、そのような営業が来て不安な事があれば私達が対応しますので、絶対に契約などはなさらない様、ご注意下さい。

 

 

私達はお引渡後もお客様と家の事を大切に考えておりますし、これからも末永いお付き合いをしていきたいと考えています。

 

飛びこみで来た営業マンとは考え方が全く違いますので、信頼が出来ない業者さんには絶対に家を触らせないでください。

 

tanaka

フォトクリップにアップしました!

2025.04.16

1年前にお引渡しをしたお客様のお家で写真撮影をさせていただき、フォトクリップにアップしました。

今回のお家はメインの床材で採用した無垢材リンゴアと内装材の色でチョイスした錆の質感がマッチした経年変化を楽しめる住宅です。

造作の窓やベッド、ニッチなど見どころがたくさんあるお家に仕上がりました。

 

その中でも初めて造作で作ったベッドを今回ご紹介します。

 

セミダブルサイズが2枚並べられる広さで、枕元には眼鏡などを置いておけるニッチを作りました。

ニッチの中には携帯電話が充電できるようコンセントも設置してあります。

寝る前には読書ができるようスポットライトを設置し、足元を少し浮かせて間接照明を入れたことにより落ち着いた空間になりました。

 

Patinaとは、銅が酸化したときに見られる緑色の錆のことです。

その変化を魅力的と感じる人が多く、美しい経年変化とも言われています。

その質感をお客様も好まれ、仕様決めの際には随所で錆の質感が感じられるアイテムをチョイスしました。

『Patina House』のPhoto Clip是非ご覧ください。

 

Arai

 

ベストバランス

2025.04.12

Instagramを見ていると、完全にデザインに振り切った家を造る会社さんが最近よく目に付きます。

雰囲気が良くカッコいいなーと感じ私もフォローして勉強しています。

 

建築のプロからすれば、見た目を真似る事は簡単に出来ますが、見た目が良いからと言って真似してはいけない部分もあります。

それはメンテナンス性、耐久性、住み心地などを損なってしまうデザインです。

 

例えば庇が全くないデザインなどがそれです。

見た目はスッキリしていて良いのですが、雨が直接外壁に当たり、汚れ易くなり劣化が早くなります。

また太陽の日差しも直接室内に入ってきますので、夏は室内の温度上昇につながります。

 

大きなサッシやガラスの明り取りなどの開口部をたくさん取り入れたデザインも同じで、室内外のつながりを感じられ解放感がある反面、耐震性や住み心地を損なってしまいます。

 

またコンセプトが強すぎるデザインも年齢と共に飽きが来ることでしょう。

 

プロから見ればパット見は良いデザインでも、部材の割り付けが変だったり、雨仕舞が悪い所があったり、雑な仕上げが目に付くなんて事も。。。

 

 

では当社ではどの様にしているかというと

デザインと耐久性とメンテナス性と住み心地をベストなバランスで融合させた家をご提案しております。

もちろん振り切ったデザインを強く希望されるお客様もいらっしゃいますが、デメリットをしっかりとお伝えした上で、出来る限り上記の事に配慮したご提案をしています。

 

 

家も見た目より中身が大切。

でも見た目も大切。

当社ではベストなバランスを常に心掛けています。

 

tanaka

 

 

 

メンテナンス 

2025.04.9

当社では、今まで建築させて頂いたお客様から何か問題が発生し連絡があった場合は、打ち合せ中や現場作業中でも一旦手を止めて 最優先で対応しています。

先日、お客様より玄関ドアの鍵が開かなくなってしまい家の中に入れなくて困っているとの緊急の連絡がありました。

数日前から、鍵の調子が悪く、扉を押したり引いたりしてなんとか鍵を使っていたそうです。

鍵穴の不具合には、商品の摩耗や鍵穴のゴミつまりや 鍵穴へのいたずらなどがあります。

 

社内にストックしていた鍵の予備を準備してお客さまのお宅へ向かったため、移動時間15分程度、扉開け作業と鍵交換で約1時間の合計1時間余りで交換作業を終えることが出来ました。

 

住み始めて 10年前後から玄関ドアや建具、設備機器などの不具合でパーツ交換が必要になってきたり、エコキュートの部品交換、テレビ映りが悪くブースター交換などが必要になってくることが多くあります。

さらに、15年前後からエコキュートのお湯が貯まりづらくなってきて本体の交換、熱交換器から異音が出てきて部品交換、ユニットバスのプッシュ排水栓の動きが悪く交換などが多く発生してきます。

 

 

長く気持ち良く暮らしていただくためには、日頃からのメンテナンスも必要です。

当社では、年末点検や定期点検時に適切なメンテナンス方法や清掃方法などのレクチャーをさせて頂いております。

ご自分で出来るメンテナンスで家を長持ちさせられるところはたくさんあるのです。

 

 

asano

UB内のカビ対策

2025.04.5

お客様によく聞かれることの1つとしてUB内カビ対策があります。

 

目地の部分などがうっすらと赤くなってしまったり、そのままにしておくと黒く変色してきます。

カビは温度が25度~30度、湿度が80%以上で栄養分があるところによく発生します。しかも風通しが悪いとよく増えます。

 

現在、当社で造っている家の場合は24時間常にUB内の空気を吸い続けております。

要するに換気扇を常「オン」の状態です。その為、通常のオン・オフが出来る換気扇が付いているUBよりもカビが発生しにくい環境であると言えます。

しかし、その逆に当社に家は冬でも床下エアコンのお陰でUB内は暖かく冬でもカビが発生しやすい温度になっているのです。

ではどうやったらカビの発生を防ぐことが出来るのでしょうか。

 

ポイントはいくつかありますが、下記へまとめましたので参考にしてください。

☆出来る限り夜まとまった時間にUBに入る

※UB内が乾燥する時間を多くする為です。

☆最後の人が出る時にお湯でUB内全体を洗い流す。

※石鹸カスや皮脂などカビの栄養となるものを取り除く為です。

☆その後にできれば水で再度洗い流す。

※UB内の温度を下げてカビが発生しにくい状況にします。

☆最後の人が出る時に扉を少しでも開けておくこと。

※24時間空気を吸っていますが、扉を開けていないと空気の流れが悪くなり十分に換気ができません。

☆定期的に防カビくん煙材などをおこなう。

※こちらの商品は薬剤ではなく銀イオンでカビの発生を抑える為、人体に影響はないようです。

☆最強の方法は最後に壁と天井の水分を拭き取ることです。なかなか毎日実践するのは難しいですが。。。

 

 

 

ざっと箇条書きにしてみましたが、自宅では住み始めてから10年経ちますが、上記の方法を実践しているせいか若干の赤カビは発生しますが、比較的きれいなUBを保っています。

※カビが生えてきたからと言ってコーキング部分を強く擦り過ぎると剥がれてしまうのでご注意下さい。

お風呂が綺麗だと気持ちが良いですよね!

是非、実践してみてください。

tanaka

 

 

 

マイホーム電気代 2月分

2025.04.2

マイホーム電気代2月分が確定しました。

 

家族構成は妻、子供が小学校3年生、2年生です。子供が大きくなるにつれて電気代が上がってくるので参考にしてください。

 

もっとも電気代が高いとされる2月分です。(2月8日~3月7日まで。引き渡しが2月8日住み始めは2月9日になります)

 

アパートでの電気代約7,000円、ガス代約8,000円で光熱費合計約15,000円でした。温度差があり、快適ではない住環境でした。

 

新居は、電気使用量は402kw。料金は13,059円となりました。

(くらし上手Sプランとなります。太陽光発電は長州産業の7.1kw。給湯はおひさまエコキュートとしました)

太陽光発電売電料金は9,776円。

実質3,283円となりました。

アパートより電気代が多少安くなり、快適に過ごす事ができました。

妻は、「凄く快適で、部屋から出てもお風呂上りも寒くないって良い」と言っています。

こたつ、電気毛布、湯たんぽ、ボアのベスト、ボアの靴下での就寝が無くなり、電気毛布も湯たんぽ、ボアベスト、ボア靴下は使わなくなり、掛け布団も不要になりました。

 

電気代が安く抑えられた要因として、

 

・パッシブデザインを採用し、冬場の日射取得を出来るように庇の出寸法を設計し、天気の良い日は日中24.25℃くらいまで室温が上がりました。

 

エアコンは付けずに、エアコンルームのファンを回して暖かい空気を循環する工夫をしました。温度が下がってきた夜に22.23℃の静音でエアコンを運転し、ファンは引き続き運転しました。

 

どんなに寒い日でも18℃を下回る事はありませんでした。(2月22日5時頃 玄関外マイナス2度)

 

ファンで強制的に空気を動かすことで、室温ほど寒さを感じられませんでした。

・省エネのエアコンを採用しました。

 

待機電力0円の商品とし、11年前の機種に比べて消費電力量は25%程度下がったものとし、運転効率は1.2倍アップした商品にしました。

 

 

・太陽光パネルを7.1kw搭載し、自家消費をし、買電をなるべく抑える工夫をしました。

 

先日、1kw時再エネ賦課金が3.98円になると発表になりました。昨年より月平均196円負担増となります。

 

約5年程前では2.95円でしたが30%以上と上がってきています。(400kw使用と考えると1180円→1592円となります)

 

一番電力消費がある給湯設備は太陽光発電で自家消費出来るおひさまエコキュートを採用しました。

(エアコンと給湯を自家消費するを考え、5kw以上の太陽光を搭載しました)

 

決して安くない住宅ですが、電気代を安く抑えれられ、寒暖差が無く快適でなおかつ経済的に豊かな住宅が一番だと思います。

 

そのためにオカケンホームが作る高気密高断熱住宅(内外ダブル断熱)、第一種全熱交換型換気システム、トリプルガラスのサッシなどの性能が良いという事がわかります。

 

夏は電気代に加え、室内の温度差、快適性含め楽しみでもあります。

 

電気代データを集計しておりますので、お問い合わせして頂ければ提供させて頂きます。

 

asano

 

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