タイ人のなっちゃんが教えてくれる事
2020.04.4
私の住む町に小さなタイ料理屋さんがあります。
私は年に2~3度そこへ行きます。
オーナーの50歳になる「なっちゃん」が1人でやっているお店です。
なっちゃんはお昼から夜までこのお店をやって、深夜から朝方までは工場で働いています。
なっちゃんと話をするのが好きで私はそこのお店に行くのです。
なっちゃんの夢は将来、タイに戻り自給自足の生活をしてお金と関わりのない生活を送る事。と昔から言っていました。
最近ではタイに土地を購入し、水路をつくり、水を引いて田んぼや畑を始めて、現地の人に管理をしてもらっているそうです。
夢に向かって1歩1歩前進しているようです。
なっちゃんのすごい所は見様見真似でなんでも自分でやってしまう事です。
タイの田んぼや畑や水路をはじめ、水道工事や大工工事などもすべて自分ひとりでやってしまうのです。
私はもしかして、なっちゃんの素朴で器用な昔の日本人的なところに魅かれているのかもしれません。
いつしか私も将来は山に土地を買って自給自足に近い形で暮らせたら良いなーなんて考える様になりました。
なっちゃんとの話の中で私が「畑は出来るけど田んぼはちょっと無理だよねー」と言うとすぐに
なっちゃんは「なんで無理なの?」と聞いてきます。
「今はスマホ1つで何でも調べられて、やる気があれば何でも出来るよ!」
「ちょっと難しそうだからとか面倒臭そうだからとかですぐに諦めるのは良くない!」と怒られました。
私の中で完全にメンタルブロックが掛かっていた事に気付かされた出来事でした。
確かにやって出来ない事は無いのにすぐに「出来ない」と諦めてしまうのは良くないなー。。。
と思いながら家に帰ったのを思い出します。
毎回、なっちゃんと話をしていると新しい気付きがあります。
それは今まで自分に無かった考えや感覚を話の中で見つける事が出来るからなのです。
なっちゃんは言います。
「家はなるべく小さい方がよい」
理由は
「家族が近くに居られるから」だそうです。
日本人は贅沢。
もっと良い車。もっと良い家。もっと良い生活
きりが無いよ。。。
いつも確かにと思います。
高崎市八千代町の「スワンナプーム」
本場のトムヤムクンやグリーンカレーは絶品です。
機会があれば是非。
tanaka