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災害時の備え

2021.03.9

家を建てる時のひとつの選択としてオール電化にするかどうかを迷われる方も少なくありません。

オール電化は家庭の光熱費を、すべて電気だけでまかなうシステムです。

ガス代がゼロになる、家庭の光熱費を電気代にまとめられるというメリットがある反面、全て電気にすることで不安になる部分もあります。

オール電化のデメリットとして停電があります。

停電が起きるタイミングとして、

・災害時

・自宅の電気機器の故障

・外部の電気設備のトラブル

この中で、最も停電時間が長くなる可能性があるのは災害時です。

 

オール電化の主な住宅設備といえば、IHヒーター、エコキュート、エアコンです。

停電すれば、IHもエコキュートもエアコンも使えなくなってしまいます。

 

しかし、近年のエコキュートは停電した場合、新たにお湯を沸かすことはできませんが停電前に沸かしたお湯がタンク内に残っている時は生活用水としてお湯の使用ができます。

アパートに住んでいた時はプロパンガスのガス給湯器でしたが、リモコンが電気配線されているので停電時にはお湯は使えませんでした。

また、IHヒーターは全く使えなくなってしまうので、カセットコンロやコンロ補充ガスを準備しておくことで停電中であっても火を使うことができます。携帯電話等のバッテリー充電にはモバイル用バッテリー(充電式や電池式)を準備しておくことも必要ですね。

 

太陽光発電を利用していれば、発電している昼間にはモードの切り替えで停電時でも電気が利用できる場合があります。

また、まだ高額ではありますが太陽光発電プラス蓄電池の使用で長引く停電に備えることもできます。

エコキュート、太陽光発電ともに、ご自宅の取扱説明書を読んでおくことをお勧めします。

 

震災体験者の方が災害に備えて絶対に準備しておきたいものとして、

・水(飲料用、生活用)

・多少の保存食

・懐中電灯(各部屋に。または1人1本)

・ラジオ

・スマホのバッテリー

・乾電池

・ランタン

を挙げていました。

震災時、仙台では、電気が3日間、水道が1週間、ガスは約3週間~1か月ほど止まったそうです。

電気の復旧は比較的早いと言われていますが、もしもの時の備えがあれば日々の暮らしも安心できますね。

 

そして、当社の建てる建物は構造が安定する軽い屋根材の採用、筋違い+通し貫き効果のある横胴縁工法、床を面構造とした剛床工法によって構造体の歪みを抑制して、耐震性を高める工法を採用しています。

 

 

 

Hoshino

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